Anique、シリーズAにて総額6.1億円の第三者割当増資を実施―日本を代表するマンガ/アニメ/ゲームIPの価値最大化をグローバル加速 | GameBusiness.jp

Anique、シリーズAにて総額6.1億円の第三者割当増資を実施―日本を代表するマンガ/アニメ/ゲームIPの価値最大化をグローバル加速

日本を代表するマンガ/アニメ/ゲームIPの価値最大化をデジタル/フィジカルの両面から支援するAniqueは、2023年4月、総額6.1億円の第三者割当増資を実施したと発表しました。

企業動向 資金調達
Anique、シリーズAにて総額6.1億円の第三者割当増資を実施―日本を代表するマンガ/アニメ/ゲームIPの価値最大化をグローバル加速
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Aniqueは、2023年4月、総額6.1億円の第三者割当増資を実施したと発表しました。

近年、国内外で拡大を続ける日本アニメ市場を背景に、日本のマンガ/アニメ/ゲームIPに関連したグッズ販売/オンライン展覧会/NFT等を提供、フィジカル/デジタル両方の側面からIP価値の最大化に取り組んできた同社。今回調達した資金をもとに、本格的なグローバル展開を実施、日本のマンガ/アニメ/ゲームIPを、より多くのユーザーにより楽しい体験として届け、IP価値の最大化を今まで以上に加速させていくとのことです。

なお、割当増資の引受先は以下の通りです。

  • MIXI

  • W

  • 凸版印刷

  • CARTA Ventures

  • Kasagi Labo

Anique、シリーズAにて総額6.1億円の第三者割当増資を実施―日本を代表するマンガ/アニメ/ゲームIPの価値最大化をグローバル加速

資金調達の背景と目的

当社は創業以来、国内外のより多くのユーザーに日本のマンガ・アニメ・ゲームIPを楽しんでもらうために、グッズ販売、オンライン展覧会、NFTといったサービス・体験の提供を通じて、フィジカル・デジタル両方の側面からIPの価値最大化に取り組んできました。

2021年の世界の日本アニメ市場は2.7兆円と、過去最高であった2019年の2.5兆円を大きく超えて成長しています。特に日本を除く海外における日本アニメ市場の伸びが著しく過去10年で市場規模は約5倍にまで成長し、日本における市場規模と同等にまで迫っています。
※日本動画協会アニメ産業レポート2022。

上記のような市場の追い風を背景に、“愛する作品とつながろう”をミッションとするAniqueにおいても急速なマンガ・アニメIPのグローバルでの展開実績及び成長を評価いただき、今回の調達に至りました。

一方で我々は海外ではまだ一部の有名作品しか展開されていない状況と考えています。世界中のファンと作品をつないでいくための商品化等も十分でなく、今後一層海外における市場拡大を期待されています。今回調達した資金をもとに、本格的なグローバル展開を通じて、日本のマンガ・アニメ・ゲームIPをより多くのユーザーに、より楽しい体験として届けることを今まで以上に加速させていきます。

このために、Aniqueでは営業、デザイナーを中心に、優秀でやる気にあふれたアニメ好きな人材を募集しております。体験価値の最大化に拘った強い組織づくりに一層注力していきます。

Anique代表 中村太一氏 コメント

Aniqueは、“愛する作品とつながろう”というミッションの元、創業時より常にファン目線でマンガ・アニメ・ゲームIPが持つ、作品とファン、ファン同士を繋げていく力を最大化する事業を展開してきました。今回の調達が実現したことは、Aniqueのこれまでのビジネスをご評価いただけたこと、また海外市場にご期待いただいている結果だと考えており、大変嬉しく思います。

今、Aniqueではかつてないほど多くのご依頼を国内外から頂いています。ここからは、増加する需要に応えるべく事業拡大を進めていきます。そのためには、支えてくれる新しいメンバーの協力が不可欠です。強いパッションを持ち、版元様の大切なIPを預かるプロフェッショナル性を持ち、「世界中をわくわくさせるぞ!」という意気込みの方のご連絡をお待ちしております。

引き続き、Aniqueチーム一同全力でグローバルにおけるマンガ・アニメ・ゲームIPの価値最大化の実現に向けて取り組んでまいりますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

MIXI 投資事業部 高橋雄次郎氏 コメント

日本のアニメ・マンガは若い世代を中心に世界に広がっていますが、海外のファンは日本と比較してグッズ購入やイベント参加などの機会が少ないです。海外では日本のコンテンツにもっと触れあいたいという需要は高まっているはずですので、そこに大きなビジネスチャンスがあると考えています。Aniqueは、NFTが流行する前からブロックチェーンを活用した日本アニメのデジタルアートへの取り組みを始めていたり、デジタル展覧会というファンとIPの触れ合う場と機会をつくったり、版権元と丁寧にコミュニケーションを取りながら今までにない体験を作るのが得意なチームです。Aniqueが国内のアニメ・マンガと海外のファンの架け橋になり、国内コンテンツを世界に広げていく存在になっていくことを期待しています。

W 代表パートナー 東明宏氏 コメント

前回に引き続き投資させていただきました。Aniqueが創業以来取り組んでいる、マンガ・アニメ・ゲームIPの価値最大化という課題解決については国内外かつてないほど、追い風が吹いていると思います。アニメ・漫画・ゲーム領域は日本が世界に輸出できる、数少ない産業の一つであり、日本にとって最も有望な産業の1つです。IPに対する深い理解をベースとした、IPホルダーの皆さんとの連携力の高さ、卓越した技術をベースにしたプロダクト力の掛け合わせで、日本のアニメ・漫画・ゲームとともにAniqueが世界に飛躍していくことをWは引き続き全力で支援してまいります。

凸版印刷 戦略投資部 内田多氏 コメント

マンガやアニメを始めとするエンターテイメントは、想像力と楽しむ力を育んでくれます。テクノロジーの進化などによって、エンターテイメント体験もますます多彩になる中で、IP・作品とファンが創造する世界観に、先端ITを実装していくケイパビリティの重要性も増していると感じています。そしてAniqueは、正にIP×ITによるエンターテイメントを具現化しているスタートアップです。凸版印刷も情報加工・表現技術の提供者として、Team Aniqueと共に、日本のIPをグローバルに届け、楽しむことができるメディアミックスの実現に協働してまいります。

CARTA Ventures インベストメントマネージャー 小笠原英昭氏 コメント

出版社などマンガ、アニメ、ゲームのIPホルダーにとって、世界的に競争力のある日本のコンテンツの海外展開や、Web3を活用したファンのエンゲージメント拡大は急務です。多くの企業がそれらの試行錯誤段階にある中で、Aniqueはマーケティングに対する深い知見と、確かな技術力を持ち、海外でのNFT販売やオンライン展示会をはじめ多くのプロジェクトを成功に導いています。Aniqueと共にサービスを通じて日本の素晴らしいコンテンツを世界中のファンに届けること、Web3市場を切り開いていけることにとてもワクワクしています。

Kasagi Labo(kasagi.ai) CEO Kendrick Wong氏 コメント

We, at Kasagi, are thrilled to join hands with Anique on their journey to expand anime's borders from Japan to the world. Anique stands at the pivotal intersection of anime and manga's history, with a steadfast commitment to scaling Japan's finest art form to a global audience, while preserving its integrity. Which is why we're excited to back their next phase of growth to ensure the art form's cultural significance is amplified to today, and more importantly, tomorrow's superfans.

《Ten-Four》

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