仏・スペインの図書館で「日本マンガ」はどう読まれているのか?VIPO、現地調査の報告セミナーを2月10日に開催 | GameBusiness.jp

仏・スペインの図書館で「日本マンガ」はどう読まれているのか?VIPO、現地調査の報告セミナーを2月10日に開催

仏・スペインの図書館で日本マンガはどう読まれているのか?売上データでは見えない「現地のリアルな浸透度」や司書の選書視点を、著名専門家が徹底解説。2月10日開催。

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仏・スペインの図書館で「日本マンガ」はどう読まれているのか?VIPO、現地調査の報告セミナーを2月10日に開催
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特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、2026年2月10日(火)、フランスおよびスペインの図書館における日本マンガの受容状況を報告するセミナー「フランス・スペイン図書館マンガ調査結果発表セミナー」を東京・神保町の日本出版クラブにて開催する。

本セミナーは、令和7年度文化庁「活字文化のグローバル展開推進事業」の一環として実施されるものだ。参加費は無料。



欧州の「公共図書館」におけるマンガのリアルな受容状況を紐解く

日本マンガの海外市場として、特に規模が大きく成熟しているフランスとスペイン。本セミナーでは、現地の「図書館」という公共空間において、日本のマンガがどのように受け入れられ、所蔵され、活用されているかに焦点を当てる。

調査結果の報告を通じて、現地の司書がどのような視点で選書を行っているのか、書架でどのように分類・アピールされているのかといった実務的な実態が明らかにされる予定だ。商業的な書店での売上データだけでは見えてこない、地域社会におけるマンガの浸透度や、新たな読者層へのリーチ(到達範囲)を知る貴重な機会となるだろう。

セミナーは2部構成となっており、パート1ではフランス、パート2ではスペインの状況を解説する。それぞれの国で図書館司書が直面している課題や、マンガ活用の事例についても掘り下げる。

現地の著名ジャーナリストや翻訳家が登壇、産業の定着と課題を解説

講師には、現地のマンガ事情に精通した専門家を招聘している。

フランス・パートを担当するのは、ジャーナリストのマシュー・ピノン氏だ。同氏はフランスの雑誌『OtakuManga』の編集長を務め、25年にわたり日本のポップカルチャーを発信し続けている人物である。全蔵書の中でマンガが占める割合や、図書館内での認識について解説する。

スペイン・パートでは、著名なマンガ翻訳者であるマルク・ベルナベ氏をはじめ、ベロ・カラフェル氏、オリオル・エストラーダ氏、フェラン・カノ氏ら、スペイン語圏への日本文化普及の立役者たちが登壇する。過去25年間におけるスペインでのマンガ産業の定着プロセスや、図書館運営の多様性について議論が展開される予定だ。

ネットワーキングの機会も

本セミナーは対面(リアル)での開催となり、会場は神保町駅から徒歩2分の日本出版クラブ。定員は先着順で80名程度となっている。

主な対象は、自社マンガ作品の海外展開に関心のある国内出版社や、海外への文化発信を検討しているIPホルダーなどだ。セミナー終了後には名刺交換や交流の時間も設けられており、ネットワーキングの場としても活用できる。

日本語への逐次通訳が入るため、言語の壁を気にせず聴講が可能だ。申し込み締め切りは開催前日の2月9日(月)17時までとなっているが、定員に達し次第受付終了となるため、早めの登録が推奨される。

【開催概要】

《杉本穂高》

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