株式会社Vookは、2025年10月28日から4日間にわたり開催する日本最大級の映像クリエイター向けオンラインカンファレンス『VIDEOGRAPHERS TOKYO ONLINE 2025』のタイムテーブルを公開した。今年は「Create Synergy」をテーマに掲げ、Netflixドラマ『グラスハート』で監督を務めた柿本ケンサク氏をはじめ、国内外で活躍する多彩なクリエイターが登壇。映像表現の未来から、世代別のキャリア戦略まで、業界の重要テーマを多角的に掘り下げる。
映像業界の「今」を映し出す、多様なテーマの注目セッション
本イベントでは、映像業界が直面する「映像表現」「キャリア」「技術」の最前線に迫るセッションが多数予定されている。
特に注目されるのは、2025年に大きな話題を呼んだNetflixシリーズ『グラスハート』の監督・撮影を務めた柿本ケンサク氏が登壇するセッションだ。作品制作の裏側から、トップクリエイターに至るまでのキャリアの歩み、そして今後の展望について語られる。

また、SNSで活躍する次世代クリエイターのセッションも充実している。YouTubeやTikTokで活躍する「だいにぐるーぷ」や高澤けーすけ氏らが、新たなメインストリームとなったSNS動画時代における成長戦略と実践論を交わす。さらに、Z世代のクリエイターが集結し、縦型・ショート動画時代の創作スタイルや収益化について議論するセッションも設けられており、現代の映像ビジネスに不可欠な視点を提供する。


技術革新の分野では、「AI×CG」のポテンシャルを探るセッションが開催される。CGクリエイションの第一線で活動するKhakiの水野正毅氏とKASSENの太田貴寛氏が、AI技術を取り入れた最新の自主制作映像を基に、AIとCG表現の現在と未来の可能性を議論する。

このほか、20代、30代、40代のクリエイターがそれぞれの視点から5年後のキャリアを考えるセッションなど、あらゆる世代のクリエイターにとって示唆に富んだ内容となっている。
大手メーカーによる最新技術セッションや参加者向けキャンペーンも充実
スポンサー企業による特色あるセッションも本イベントの魅力の一つである。ニコンイメージングジャパン、日本HP、富士フイルムイメージングシステムズ、キヤノンマーケティングジャパン、アドビといった業界をリードする企業が、最新機材やソフトウェアの技術セッションを実施する。REDの技術を統合したNikonの新製品「ZR」のワークフロー解説や、FUJIFILMのデジタルシネマカメラが拓く映像表現、Blenderを活用したCG制作、最新CINEMA EOSの魅力、Adobe MAXで発表される最新情報など、制作現場に直結する実践的な知見が得られる貴重な機会となる。



さらに、イベントと連動した企画として、豪華賞品が当たるアンケートキャンペーンや、モーショングラフィックスのコンテスト『VGT Motion Award』も開催される。キャンペーンでは、アンケート回答者を対象に抽選で100名以上にカメラメーカーの賞品やAmazonギフトカードが贈られる。『VGT Motion Award』では、協賛企業にモリサワなどを迎え、「文字とモーション」をテーマに作品を募集。受賞作品はイベント最終日のセッションで発表され、審査員による解説も行われる。


『VIDEOGRAPHERS TOKYO ONLINE 2025』は、10月28日から31日までの4日間、毎日17時から22時にかけてYouTube Liveで無料配信される。
『VIDEOGRAPHERS TOKYO ONLINE 2025』開催概要
開催日時: 2025年10月28日(火)~31日(金)17:00~22:00
開催形式: オンライン(YouTube Liveによる配信)
参加費: 無料
対象: 映像関係者、映像作家、ビデオグラファー志望者、動画に興味のある方
主催: 株式会社Vook