CD PROJEKT RED(CDPR)の共同CEOであるMichał Nowakowski氏は2026年9月1日、海外メディアThe Game Businessの取材に答え、『ウィッチャー3』リマスター版や『ウィッチャー4』について語りました。
『ウィッチャー3』は気付けばリマスター版を制作していた

『ウィッチャー3』リマスター版はgamescomで電撃発表されました。
現行機向けの『ウィッチャー3』を所持している人には無料アップグレードとして配信されるほか、旧機種向けの所有者にも現行機へのアップグレードが日本では100円で提供されます(100円かかる理由としては不当景品類及び不当表示防止法に関連している模様)。
これらの施策に対し、「ファンは喜んで(アップデートに)お金を払ったのではないか?」とThe Game Businessのインタビュアーが質問したところ、Nowakowski氏は「私たちはそのような考え方をしたことは一度もありませんでした」と返答。「商業的な側面として考えているのは拡張パックの方であり、ゲーム自体に関しては、既に所有しているプレイヤーにプレゼントするのがCDPR流だと考えていました。つまり、そのようなことは全く考えていなかったのです」としています。
リマスター版製作の経緯については、開発元のFool’s Theoryと新規DLC「追憶の調べ」を制作していく中で、「ゲームをもっと現代的にしたらどうだろう?すべてが10年前に開発されたように感じられた」という意見が出たことに端を発します。事実、『ウィッチャー3』は2015年に発売されたゲームです。
DLC「追憶の調べ」については、当初は制作予定がなかったと語られています。3つ目の拡張パックのアイデアはかなり前からあったそうですが、ずっとお蔵入りになっていたそうです。

「Fool’s Theoryとは『ウィッチャー1』のリメイク版に取り組む予定でしたが、『ウィッチャー4』との技術的な依存関係があるため、(開発には)もう少し時間が必要だと気づきました」と開発期間が開いたことで、DLCやリマスターの制作に至ったといいます。
そして、ゲラルトにもう一度冒険をさせてあげようということで、最初は小さなことから始まったそうですが、気づけばリマスター版を制作していることに気づいたと、Nowakowski氏は述べました。

『ウィッチャー4』に関しては、ある程度コストよりもクオリティを重視して制作していることが明かされました。
なによりもまず品質が確保されているかどうかが重要として、コスト主導(採算優先)の考えは多くのゲームのビジネスにとって適切としつつ、それでは『ウィッチャー4』は作れないと考えているようです。
ほかにもCDPRの複数プロジェクト並行体制や『サイバーパンク2077』ローンチ問題などについても語られているので、詳細はインタビューを直接チェックしてみてください。
『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/XBOX Series X|S/ニンテンドースイッチ2向けに2026年9月29日配信予定です。PS4/ニンテンドースイッチ版についてはそれぞれ100円での現行機版アップグレードが可能です。












