
GeekOutは、Robloxより発表された新たなIPライセンス管理プラットフォーム「Licensing Platform」と、そこに含まれる「License Manager」「Licenses catalog」のローンチにあわせて、UGC(ユーザー生成コンテンツ)クリエイターとIPホルダーの共創を支援し、持続的なコミュニティの構築と活用を可能にする新サービスの提供を開始しました。
GeekOutはRoblox社やIPホルダー企業とともに、Robloxプラットフォームにおけるライセンスの提供と管理を効率化・自動化する新しい仕組みについて協議を重ねてきました。本サービスはIPホルダーが新時代のライセンス形態である「プラットフォーム・ライセンス」の活用を通じて、グローバルのZ世代・アルファ世代に向けて、より柔軟かつ安全に自社IPを展開するための新しい仕組みを提供します。
本サービスでは、従来のライセンスの枠組みに比べて圧倒的なスケールで展開する「プラットフォーム・ライセンス」のスムーズな運用を支援します。具体的には、License Managerを活用したUGCコンテンツのガイドライン遵守状況の継続的なモニタリング体制の構築や、グローバルのUGCクリエイターからの問い合わせ対応、コミュニティをマーケティング・宣伝活動に活かすためのメディア活用支援を提供します。
また、コンテンツとコミュニティの成長を支援します。Licenses catalogなどを通じてIPを活用したコンテンツを制作するUGCクリエイターに対して、「GeekOut Studio」でのコンテンツ運営知見を活かしたアドバイザリー、メンバーのスタッフィング、資金調達支援などのサポートを提供。ガイドライン遵守に向けて、IP使用に関する相談対応とアドバイスも行います。IPコンテンツをより魅力的にすることで、コミュニティの価値の向上を主導します。
GeekOutは、日本を代表するIPとのRobloxにおける協業を通じて培ってきたIPプロジェクト運用の知見と、2000人以上におよぶRobloxクリエイターコミュニティとの強固なネットワークを活かし、IPとUGCの共創価値を最大化する体制を構築しています。
Robloxは、Z世代・アルファ世代のユーザーを中心に日々9,780万人以上のアクティブユーザーが参加する世界最大級のUGCプラットフォームへと成長しています。従来型のIP展開ではリーチしづらいこの層においては、ユーザー起点の共創体験とコミュニティ形成が重要なカギとなります。
GeekOutではすでに多数のIPホルダーからの問い合わせを受けており、今後数ヶ月以内に複数の協業プロジェクトが始動予定です。同社代表取締役の田中創一朗氏は「UGCとIPが協力する新しい時代のスタンダードを、日本からリードしていけるよう取り組んでまいります」とコメントしています。