
『PUBG: BATTLEGROUNDS』や『inZOI』で知られるKRAFTONが、マーケティング事業とコンテンツ事業を柱とし、「ドラえもん」「遊戯王」「クレヨンしんちゃん」などのIPのアニメーション制作にも関わってきたADKホールディングスを約750億円(5億1,621万ドル)で買収することで合意したと発表しました。今回の取引を通じてADKグループはKRAFTONの連結系列会社となります。
KRAFTONは6月24日、取締役会を開き、ベインキャピタルジャパンの系列会社であるBCJ-31の買収を議決したと明らかにしました。 BCJ-31はADKホールディングスの筆頭株主。買収金額は750億円で、KRAFTONが持分100%を取得する構造となります。
KRAFTONは今回の買収について、「ADKが持つアニメの企画・制作力と、クラフトンが持つグローバルなゲーム開発・サービスの経験を組み合わせることで、双方の独自性を保ちつつ、これまでにない新たな付加価値を共同で創出していく」と説明。一方、ADKグループは、「広告・マーケティング事業や、特徴であるアニメ・コンテンツ事業と、KRAFTONの有するグローバルIPやネットワーク、テクノロジーおよび資金力等を活かした持続的成長が期待できると考えている」としています。