
サンリオは4月21日、自社パブリッシングによるゲームブランド「Sanrio Games(サンリオゲームズ)」の立ち上げを発表しました。第1作目となるNintendo Switch/Nintendo Switch 2用パーティゲーム「サンリオ パーティランド」を2026年秋にグローバルで同時発売します。
「サンリオ パーティランド」は、多数のサンリオキャラクターが登場する街を舞台に、プレイヤーがオリジナルアバターを作成し、キャラクターたちとミニゲームやボードゲームを楽しめるタイトルです。詳細なゲーム内容や発売日は今後段階的に公開するとしています。


「グローバルIPプラットフォーマー」戦略の中核に
サンリオは「ハローキティ」をはじめとする450以上のIPを展開しており、2025年5月に発表した長期ビジョンでは「グローバルIPプラットフォーマー」への進化を掲げています。ゲーム事業はその中核を担う位置づけです。
同社によると、2024年の世界ゲームコンテンツ市場規模は31兆42億円(出典:ファミ通ゲーム白書2025)。従来はライセンス許諾の形でキャラクターをゲームに提供してきましたが、自社パブリッシングに踏み出すことで、IPと世界中のユーザーを直接つなぐ新たな接点を構築する狙いです。ライセンスによる展開も引き続き継続・拡大する方針で、代表取締役社長の辻朋邦氏は「自社パブリッシング開発とライセンスタイトルの両輪で世界にエンターテイメントを届ける」との姿勢を示しています。

3年で10本、他アセットとの連動も視野
事業計画としては、2026年秋の第1作に加え今期中に2作目のリリースも控えており、2029年3月までに計10タイトル程度の発売を予定しています。2024年5月の中期経営計画でゲーム事業への自社投資を公表して以降、専門人材の採用やパートナーとの協業体制構築を進めてきたといい、現在複数タイトルがプリプロダクションおよび本開発の段階にあります。
さらに、会員サービス「Sanrio+」やサンリオショップ、テーマパークなど既存アセットとゲームを連動させ、リアルとデジタルをつなぐ統合的な体験価値の創出を目指すとしています。ゲーム発の新規IP開発も視野に入れており、ゲームを軸としたIPの拡張にも取り組む方針です。






