注目の企業をピックアップするとともに、決算発表を予定する企業を一覧で紹介します。
ボウリング場やアミューズメント施設を運営するラウンドワンの業績が絶好調です。
会社予想への乖離幅が大きいまま第3四半期を通過し、残りの期間にリリースするビッグタイトルに望みを託す今の状況は、下方修正を迫られた前期と酷似しています。
Xboxハードウェア収益は29%減でした。
ソニーのゲーム&ネットワークサービス分野(以下、ゲーム事業)が好調です。
『PUBG』をベースとした展開で過去最高の利益を上げつつ、さらなる優良IPの発掘~グローバル展開や、ユーザーと一緒にゲームを楽しむAIキャラの研究に注力するとしています。
11月は渦中のバンク・オブ・イノベーションが本決算の発表を迎えます。
任天堂の2025年3月期 第2四半期決算が公開。ソフト面では『ゼルダの伝説知恵のかりもの』の258万本を筆頭に、9タイトルがミリオンセラー。
「今後1年間で15回以上のアップデートを実施」と発表されていた『The Sims 4』も継続的な成長を見せています。
コーエーは開発の手を緩める姿勢を見せておらず、コストと開発方針の間で中期的に苦心する姿も見え隠れしています。
10月は受託開発大手のトーセや、カジュアルゲームに注力しているワンダープラネットなどが本決算の発表を迎えます。本稿では、注目の企業をピックアップするとともに、決算発表を予定する企業を一覧で紹介します。
colyの今期黒字化に暗雲が漂ってきました。
業績の停滞は一時的な要因のようにも見えますが、中期的な株価対策に力を入れる姿には焦りも見え隠れしています。
法人向けにデジタルマーケティングサービスを提供する「売上向上支援カンパニー」への変革を掲げており、エンターテインメント事業は成長戦略から完全に取り残されたように見えます。
クライアントワークサービスにおいて受注までのリードタイムが長引き、下期の受注額が目標を下回ったと報告しています。
計画を下回る結果となったものの、上期業績予想および通期業績の見通しは変更しないとしています。
9月はエイチームとアイモバイルが本決算を迎えます。
KLabの業績不振が鮮明になってきました。
長きに渡って繁栄を謳歌した任天堂も正念場を迎えていると言えるでしょう。
Embracer Groupは2024年度第1四半期決算を発表し、売上高が前年同期比24%減の7億9,330万ドルと報告しました。