ヴァンパイアRPG『Nighthawks』が、9月23日のSteamリリースを目前にValveから「成人向け」の判定を受け、一部の国では販売停止になったとパブリッシャーがSNS上で発表しました。
国によってはストアページ表示に年齢確認やクレジットカード番号の入力が必要に

『Nighthawks』は、『The Blackwell Legacy』などを手がけたWadjet Eye Gamesと、『Sunless Sea』『Sunless Skies』のライター兼デザイナー・Richard Cobbett氏による共同開発で、ダークファンタジーの名作『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』に影響を受けたRPG。2018年にKickstarterでクラウドファンディングを開始し、長期にわたる開発期間を経て2026年9月23日のSteamリリースにこぎ着けたタイトルです。
パブリッシャーであるWadjet Eye GamesのDave Gilbert氏は、「Valveは本作をポルノゲームのように扱っている」などとBlueskyにて投稿しています。
We are aware that Steam has classified Nighthawks as an adult game and has excluded it from searches (and delisted it entirely in certain countries). We are working on it. Valve is under the impression that this game is way sexier than it actually is.
— Dave Gilbert (@wadjeteyegames.com) 2026年9月13日 18:46
「吸血鬼はそもそもセクシーさ、妖艶さを備えた存在であり、『Nighthawks』は確かに大人向けのゲームです。しかし、ヌードやその他の性的な要素はとてもマイルドで、たいていはコメディタッチな表現で、HBOのドラマで放送されるような露骨なものとは比べものにならない」とライター兼デザイナー・Richard Cobbett氏は、PC Gamerの取材に対し主張しています。
また、セックスシーンは「キャラクター同士のデートの後、フェードアウトし“10分後”というメッセージが表示される程度である」とも述べました。

『Nighthawks』が成人向けと判定されたため、デフォルトではSteamの検索結果に表示されず、ドイツなど一部の国では販売停止処分を受けており、その影響は小さくありません。
2026年7月にはオープンワールドRPG『Future? No Thanks!』が、テクスチャのないローポリゴンのヌードが主な原因となって「成人向け」判定を受け発売延期に(9月4日にリリース済み)。『Future? No Thanks!』の開発者は「Steamは、このゲームを刺激を与えることが目的の変態ポルノゲームに分類しようとしている」と当時批判しており、同様の問題は今後も頻繁に起こると予想されます。
PC Gamerは、昨今のValveのコンテンツポリシーについて、より厳格化した一方で基準が複雑かつ曖昧な点があると指摘しています。
また、Valveは2025年7月に「Visa、Mastercard、PayPalといった決済業者やISPが定めたルールや基準に違反する可能性のあるコンテンツ(特に成人向けコンテンツ)を禁止する」という新ルールを導入したものの、具体的にどのようなコンテンツに注意が必要なのかを明らかにしておらず、開発者は“彼らを納得させるため”に手探り状態を強いられているとPC Gamerは当時報じていました。

『Nighthawks』は、PC(Steam/GOG.com)にて現地時間9月22日に配信予定。記事執筆時点のSteamストアページ上では、「このゲームは頻出するヌードや性的コンテンツを含みます」と表示されています。










