Steam、2026年上半期の売上高が過去最高の約1.8兆円に―旧作が収益の8割近くを占める | GameBusiness.jp

Steam、2026年上半期の売上高が過去最高の約1.8兆円に―旧作が収益の8割近くを占める

新作タイトルの売上シェアが縮小するなかでも、ヒット作は存在。

市場 調査
Steam、2026年上半期の売上高が過去最高の約1.8兆円に―旧作が収益の8割近くを占める
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ゲーム市場調査会社Alinea Analyticsの推計によると、2026年上半期におけるSteamのゲーム総売上高は111億ドル(約1.8兆円)に達し、同プラットフォーム史上最高の半期売上を記録しました。

過去最高の半期売上を達成

111億ドルという数字は、前年同期(2025年上半期)比で14.5%増、通常セールや年末商戦の恩恵を受けやすい2025年下半期と比較しても8%増とのこと。さらにこの売上は、コロナ禍でゲーム需要が急増したパンデミック最盛期の2021年通年売上(114億ドル)に、わずか半年で迫る水準に達しているとしています。

Steamの成長の原動力は、アジア圏(特に中国)のプレイヤー数急増、新作タイトルの価格上昇、協力プレイの大ヒット、大手パブリッシャーによる旧作活用戦略の高度化、独自ランチャー展開を試みた後にSteamへ回帰するサードパーティパブリッシャーの増加などが挙げられています。

なお、2026年上半期終了後も売上は積み上がっており、2026年の累計売上はすでに116億ドルに達しているとのことです。

新作より旧作が収益を牽引する傾向が鮮明に

近年、新作タイトルの売上比率の低下が起きているとのこと。

  • 2024年上半期:売上の29%が同年リリース作品

  • 2025年上半期:同27%

  • 2026年上半期:同21%

つまり、売上の約79%をバックカタログが占める計算となります。レポートでは、パブリッシャーが値引き・バンドル・期間限定セールを駆使して旧作を収益化する手法に習熟してきたことに加え、毎年増え続けるタイトル数が「過去の名作が格安で手に入る市場」を形成していると分析。グラフィック品質の向上が鈍化しているため、2021年のゲームも2026年のゲームも大差ないと感じるプレイヤーが多いことも、旧作への需要を後押ししていると述べています。

2026年のSteamでのヒット作

新作タイトルの売上シェアが縮小するなかでも、ヒット作は存在。現時点での2026年のSteamでのヒット作は、『Forza Horizon 6』『バイオハザード レクイエム』『紅の砂漠』『Slay the Spire 2』『Subnautica 2』『めっちゃカメレオン』とされています。

旧作への依存度が高まるなかでも記録的な成長を続けるSteam。レポートでは「本当に優れたゲームは必ずプレイヤーを見つける」と述べつつも、過去の名作が常時格安で並ぶ市場での競争は年々厳しくなっていると結論づけています。


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