
データ分析企業のSensor Towerは4月23日、「アクション&ストラテジーゲーム詳細分析」レポートを公開しました。同レポートでは、PC/コンソール市場とモバイル市場で明暗が分かれる現状が浮き彫りになっています。
Steamが成長をけん引、モバイルは"量より質"へ

レポートによると、Steam上のアクション・ストラテジータイトルはダウンロード数・収益ともに大きな前年比成長を記録しました。『Battlefield 6』『Clair Obscur: Expedition 33』『ARC Raiders』などのヒットが、プレミアムゲームへの根強い需要を裏づけています。
一方モバイルでは、ダウンロード数の減少が続く中でも収益は上昇傾向にあります。Sensor Towerはこれを意図的な戦略転換と分析しており、パブリッシャーが新規インストールの獲得よりも既存プレイヤーのエンゲージメントとマネタイズに重点を移していると指摘しています。
モバイルRPGは苦境、ガチャモデルに陰り

PC/コンソールのアクション&RPGが好調な反面、モバイルRPGの収益は4年連続で減少しており、2026年の見通しも明るくありません。モバイルアクションは2024年に『ブロスタ』の復調と『Dungeon Fighter Mobile』の新規投入で78%の成長を記録したものの、2025年には30%減と勢いが続きませんでした。
レポートでは、従来のガチャモデルが勢いを失いつつあることが明白になりつつあると述べています。一方で、4Xストラテジーの成功事例から戦術を取り入れる余地は十分にあるとも指摘しています。
『Slay the Spire 2』がデッキビルダー市場を押し上げ

『Slay the Spire 2』はリリースからわずか3カ月で、デッキビルダージャンル全体の2025年通年収益にほぼ匹敵するSteam収益を達成しました。注目すべきは、同作の成功が他タイトルを共食いしなかった点で、他のデッキビルダーもカテゴリー全体収益の26%を維持しています。
2026年第1四半期のSteamにおいて、同作を上回るユニット販売数・プレミアム収益を記録したのは『BIOHAZARD requiem』のみだったとされています。






