『Slay the Spire 2』(以下、『StS2』)を開発・販売するMega Critの共同創設者であるケーシー・ヤノ氏は2026年4月3日、海外メディアPC Gamerのインタビューに応じ、同作を巡るさまざまなトピックに回答しています。
低評価レビュー爆撃は気にしない?3つの新モード?エンディングはどうなる?様々な質問に開発者が答える
先日のベータ版向けアップデートで大幅なバランス調整を行ったところ、大量の否定的レビューが投稿された件については、ヤノ氏によれば「スタジオの新人開発者の一部は動揺したが、自身は動揺しなかった」とのこと。当時の否定的レビューは主に地域的な制限によりSteamレビューにしか自身の意見を述べる場がない中国からのものとされており、これについてヤノ氏は「プレイヤーが開発者に意見を聞いてもらえていると感じるのは難しいので、Steamを利用してストアでの露出度に影響を与えるような行動をとってフィードバックを伝えようとするプレイヤーの気持ちは理解できます。プレイヤーが流行に乗って行動(bandwagoning。勝ち馬に乗ること)することに対して、私は特に腹を立てません」と語りました。
また、中国の『StS2』プレイヤーとのコミュニケーションを改善することに関心があるとしており、「お互いに人々の好みに応え、チャンスに満足してもらえるように努め、さらに互いの歩み方を改善していけたらいいなと思っています」とも語っています。

また、『StS2』には3つの新モードを搭載する計画があることが明かされました。ヤノ氏によれば、以下の3つのモードが検討されているということです。
非常に競争的なプレイスタイルを好む人向けのモード
『Slay the Spire』の体験をしたいけれど、時間がない人向けのモード
「既存のシステムを使って、ソーシャルあるいはマルチプレイヤー的な環境で他人と交流する別の方法はないか?」という問いに対するもの
とはいえ、これらのアイデアはプレイヤーの手に届かない可能性もあるとのこと。「私たちのアイデアの多くは、開発過程を生き残ることはありません」「そういったモードを導入することでゲームの核となる体験が損なわれるのなら、そもそも導入しない方が良いかもしれません」ともヤノ氏は述べています。

現状の『StS2』は第3層をクリアすると「アーキテクト」と呼ばれる人物が現れ、強制的にプレイヤーを戦闘不能に追い込む演出が盛り込まれていますが、ヤノ氏はエンディングについて「もっと良い結末にしてほしい、勝利した時の演出はもっと派手にしてほしい。そして、決着戦もかなり大きなものにしてほしい」と述べ、初代『StS』における「終点」のような新ステージが追加されることを示唆しています。
また、ユーザーの反応を見てエンディングを形作りたいとも述べています。
エンディングはかなりシリアスなものにしたいと思っていますが、現時点ではまだそこまで具体的に決めていません。ゲームに盛り込んだ物語要素に対する皆さんの反応を見てみたかったんです。キャラクターが善人なのか悪人なのかなど、皆さんの様々な解釈や考察を読むのが好きなんです。
つまり、皆さんがどんなキャラクターを好み、どんなキャラクターに愛着を持っているのかを見極めようとしているところです。もちろん、物語の展開についてはある程度の構想はありますが、エンディングが皆さんの期待に応えられるよう、細かな調整を加えています。時折、ちょっとしたサプライズも用意していますが、それは良い意味でのサプライズです。
ただしエンディングの追加は開発のかなり後期になるだろうとされており、ヤノ氏は「代替アクトやキャラクター、ゲームモードの実験など、他にも作りたいコンテンツがたくさんあります。それらが完成したら、エンディングの最終決定について考えることになるでしょう」と述べています。
『Slay the Spire 2』は、PC(Steam)向けに早期アクセスとして販売中です。
Game*Sparkでは、連載「げむすぱローグライク/ローグライト部」にて本作を紹介しているので、そちらもご覧ください。











