
『DOOM』や『QUAKE』などでFPSを世に広めたジョン・ロメロ氏率いる開発スタジオRomero Gamesは、同スタジオが開発を進めていた新作ゲームがパブリッシャーを失ったことを発表しました。
パブリッシャー上層部での決定
Xでの報告によれば、Romero Gamesのゲームを含め他のスタジオで進行していた複数の未発表プロジェクトも資金提供が中止されたそうで、彼らのコントロールできる範疇を超える、パブリッシャーの上層部で下された戦略的な決定であったとのこと。
プロジェクト自体の品質を否定するものではない
開発を進めていた新作ゲームに関してはすべてのマイルストーンを期限内に達成し、継続的に高い評価を受け、社内の審査も問題なく通過してきたとしており、資金の提供が中止されたのはプロジェクト自体の品質やチームの働きを否定するものではないと説明。採用豊かなチームを誇りに思っており、これまでで最高のチームであると述べています。
マイクロソフトの大規模レイオフが影響か
Romero Gamesは2022年にオリジナルかつ完全新規のFPSをUnreal Engine 5で開発中であると発表し、有名パブリッシャーの協力を得ていると伝えていました。今回の発表でも具体的なパブリッシャー名は出していないものの、Romero Gamesを離れた元スタッフは“最近のマイクロソフトのレイオフの影響”であると言及しています。
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