
スゴロックスとGENDAは共同で新会社「ゲラッパ」を設立し、運営していくと発表しました。新会社の代表取締役にはスゴロックス代表取締役の西山泰弘氏が就任し、エグゼクティブプロデューサーも兼任します。
ゲラッパは「Get wrapped up in a Game(ゲームにハマれ!)」をスローガンに掲げるゲームパブリッシャー。世界中のユーザーがゲームを通じて誰もが笑顔になれるゲーム体験を創造・提供することを目指し、企画から開発・販売、アプリ配信までを一貫して行います。
西山氏はプロデューサーとして『三国志大戦』シリーズなどセガを代表するタイトルを数多く手掛けてきた経歴を持ち、2024年に設立したスゴロックスは高いゲーム開発力を持つ企業として知られています。
一方、GENDAは国内最大級のアミューズメント施設「GiGO」を展開し、エンターテインメント事業で豊富な実績を有する企業です。両社の技術力や知見を活かした新会社の設立により、ゲーム業界に新たな風を吹き込むことが期待されます。
第一弾タイトルとして、2026年春にユニークな対戦型ゴルフゲームをリリースすることも発表されました。ゲラッパ初のタイトルは、カジュアルながらも奥深い駆け引きを楽しめる新感覚のゲームになるように設計しているとのことです。
西山氏は、ゲラッパを「日本から『世界一の対戦ゲームを生み出す』新会社」と表現し、「大きな目標を達成するためには、現在のゲーム市場に君臨するアメリカ勢・中華勢との差別化、新しい技術の追求が必要不可欠です。その課題を乗り越えるうえで、GENDA様との出会いが重要な鍵となりました」と述べています。
GENDA 代表取締役社長CEOの片岡尚氏は、「目指すのは、世界で戦える"対戦ゲーム"を日本発で創り出すこと。スゴロックス様の技術と情熱、GENDAのエンタメネットワークと実行力を掛け合わせることで、唯一無二のゲーム体験を実現できると確信しています」とコメントしています。
競争の激しいゲーム業界において、グローバルな対戦ゲーム市場で成功するために、西山氏率いるゲラッパはどのような技術革新と戦略的アプローチを計画しているのでしょうか。両社の強みを融合した展開に注目が集まります。