
Romero Gamesが開発中の新作FPSについて、パブリッシャーを失ったことが発表されていましたが、さらに100人以上のスタッフがレイオフされて閉鎖状態であると海外メディアThe Journalが報じています。
マイクロソフト大規模レイオフの影響か?Romero Gamesがパブリッシャーを失ったと発表
『DOOM』や『Quake』で知られるジョン・ロメロ氏とブレンダ・ロメロ氏の夫妻が設立したRomero Gamesは、7月3日に公式Xアカウントにて開発中の新作FPSがパブリッシャーを失ったと発表。この事によってチームの仕事やパフォーマンス、プロジェクトの品質といったものが否定されるものではないとする見解を明らかにしていました。
またその新作FPSのパブリッシャーについて、Romero Games自体は明確にしていませんが、元スタッフの言及したところでは最近のマイクロソフトの大規模レイオフの影響であるとされていました。
100人以上がレイオフされて閉鎖状態に
そんなRomero Gamesが拠点を置くアイルランドのメディアThe Journalが、匿名のスタッフによる証言として報じたところによると、上記の新作FPSプロジェクトに関わっていた100人以上のスタッフがレイオフされたとのこと。レイオフが実施される前日にもパブリッシャーと会議をしていたものの何も知らされていなかったと、突然のことであったと明かし、「大きなショック」とも述べていたということです。
また同スタッフは資金調達方法を模索中ではあるもののRomero Gamesが閉鎖された状態となっていることや、単純に仕事を失ったということではなく開発中であった新作をユーザーと共有できないことが「本当に悔しい」との発言もあったとされています。
なお7月5日にはRomero Games公式Xアカウントが新たなメッセージを投稿。ファンからの声が同社にとって大きいものであり、開発チームやゲームへの応援に感謝しているということです。