特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、釜山国際映画祭の併設見本市「Busan Story Market 2026」への参加企業の募集を開始した。
対象は、映画、ドラマ、ゲームなどの映像コンテンツの原作になり得る出版物や電子書籍などを保有する日本企業。募集枠は4社で、応募締切は2026年7月15日17時。
Busan Story Market 2026は、2026年10月10日から13日まで韓国・釜山で開かれる、出版物の映像化を目的とした見本市・商談会。世界各国から、映像化の原作を探すバイヤーや映画祭関係者が集まる。
映像化原作の需要拡大を背景に、日本の出版コンテンツを海外市場へ
映画、ドラマ、ゲームなどの企画開発では、優れた原作IPの存在感が増している。世界の映像製作環境が変わるなか、国内外でヒット作を生み出すには、物語性やキャラクター性を備えた出版コンテンツの発掘が欠かせない。
Busan Story Marketは、こうした映像化ニーズに応える国際的な商談の場として開かれている。対象は書籍化された小説やマンガだけでなく、デジタル出版された電子書籍なども含まれる。参加企業は、自社作品を海外の映像関係者に直接売り込み、映像化に向けた商談やネットワーキングを行える。
VIPOによると、昨年度参加した6社は合計165件の商談を実施した。日本発の原作IPを海外の映像産業へ展開する機会として、出版企業にとって実務的な接点を得られる場となっている。
募集枠は4社、英語での商談対応や海外PR意欲が条件
今回の募集枠は4社。応募できるのは、映画、ドラマ、ゲームなどへの映像化を目指す書籍・電子書籍について海外販売に関する権利を持ち、Busan Story Marketで応募作品や自社作品を積極的に売り込む意欲のある日本企業。
会期中の4日間は、担当者ができる限り常駐し、自社作品をPRできる体制も求められる。参加の主目的は、自社作品の海外PRおよび海外セールスである必要がある。
商談では、担当者または自社で手配する通訳が英語で対応できることが条件となる。韓国語での対応も可能だが、英語での対応が望ましいとしている。
審査では、過去に映像化されていない作品であること、韓国語または英語で出版されている作品であること、発表から1年以内または未発表の作品であること、応募作品以外にも複数作品を紹介できることなどが加点要素となる。
応募締切は7月15日、登録費1名分はVIPOが負担
参加費については、Busan Story Marketの登録費用1社あたり1名分をVIPOが負担する。航空券やホテルなどの渡航・滞在費は、参加者自身で手配する。
応募締切は2026年7月15日17時。審査結果は、応募者全員にメールで通知される。
日本の出版IPを海外の映像産業につなげる動きは、国際共同製作やグローバル配信市場の拡大とともに重要性を増している。Busan Story Market 2026は、映像展開を視野に入れる出版企業にとって、注目すべき商談機会となりそうだ。
【開催概要】
名称:Busan Story Market 2026
開催期間:2026年10月10日(土)~13日(火)
開催地:韓国・釜山
募集枠:4社
応募締切:2026年7月15日(水)17時
募集要項:https://www.vipo.or.jp/news/59984/
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeLq4PfTGSmI8pA1NPTthkKbNhXchMOwE2QIMVnmNppFkopWQ/viewform







