
海外掲示板Redditにて、凍結されたマイクロソフトアカウントの復旧を求めた訴訟に勝訴したとのブラジルからの投稿が話題となっています。
アカウント復旧とともに賠償金支払い命ずる判決
7月11日に投稿されたOrdo_Liberal氏のトピックでは、マイクロソフトに対しアカウント復旧の15日以内の履行と共に1,500レアル(約48,000円)の賠償金支払いを命ずる判決が下されたとのこと。Ordo_Liberal氏は4月7日、アカウントがハッキング被害に遭ったことをマイクロソフトに対して報告したところ、セキュリティ情報の変更が原因として復旧は不可能で、ゲーム等のコンテンツについても「新しいアカウントでの再購入の必要がある。」との回答を受け取っていたことを明かしていました。
控訴審までもつれ込むも無事復旧した事例も
また、7月29日にはlwkadrien氏がマイクロソフトとの訴訟に勝訴した旨のトピックを投稿。lwkadrien氏は1月11日にアカウントがロックされて以降あらゆる手段で復旧を試みたとのことですが「申し訳ありませんが、どうすることもできません。新しいアカウントを作成して、『マインクラフト』を再度購入する必要があります(もし『マインクラフト』をお持ちだった場合)」との回答が返ってきたのみだったといいます。

その後訴訟へと踏み切ったlwkadrien氏は3月31日時点で3,000レアル(約95,000円)の賠償金と共にアカウント復旧の勝訴判決を獲得していましたが、マイクロソフト側の控訴により7月まで裁判が長引いたとのこと。マイクロソフトは下級審期間中にlwkadrien氏にアカウント情報の詳細を要求した上で「手動認証」を試みていましたが、その失敗を根拠として控訴に至ったと投稿内で説明されています。
実際にアカウントが返還されたのはトピックが投稿された7月29日で、実に198日間にわたりアカウント復旧への取り組みを行ったlwkadrien氏。投稿の末尾では「市民としての権利を決して諦めてはいけません!」と力強いコメントを残しました。
デジタル時代の消費者保護に意義ある事例となるか
なお、ブラジルではこういったデジタルコンテンツの権利に対する消費者保護に力が入れられているといい、関連した法律も整備されているとのこと。Ordo_Liberal氏の事例では弁護士費用も発生しなかったことが示されていました。
デジタルコンテンツへの移行が進み、ついには物理メディアの取り扱いを終了するといった動きもみられる昨今。今回の訴訟は消費者の権利を守るための意義ある事例となりそうです。
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