新たにタッチパッドが加わり、見た目にもわかりやすくなったデュアルショック4に比べて、パッと見たところ何も変化がないように見えるXbox Oneの新型コントローラ。しかし、その中身が大きく進化していました。それがフォースフィードバック機能です。E3のマイクロソフトブースで「触ってわかる」デモを行っていたので、紹介しましょう。最大のポイントは振動素子が2個ではなく4個に増えたこと。「デュアルショック」ならぬ「クアッドショック」というわけです。従来の左右グリップ部に加えて、左右トリガー部分にも内蔵され、人差し指で直接ぶるぶるっと振動が感じられます。マイクロソフトではこれを「インパルストリガー」と呼んでいるそうです。会場ではこのフォースフィードバック機能が良くわかる5種類のデモを行っていました。・4つの振動素子を順番に振動させる心臓音と脈拍・自動車のエンジン始動・ヘリコプターがホバリングする際の振動・自動車のタイヤの回転とブレーキの振動・ガトリング砲の回転と連射ちなみに振動素子が増えた分、感覚値ですがデュアルショック4よりも若干重ために感じられます。しかし、グリップ部分などがわずかに変更されたこともあって、よりホールド感が増し、高級感も感じられるものになっていました。マイクロソフトといえば、PC向けにフォースフィードバック機能がてんこもりのジョイスティック「サイドワインダー フォース フィードバック 2」を発売していましたが、こうした先行商品の技術蓄積がようやくコンシューマゲーム機にも降りてきたという感じでしょうか。とかくフォースフィードバックといえば「遊びにくい」「細かい操作の邪魔」などとコアゲーマーからは嫌われがちな機能ですが、やっぱりリアルな振動を感じながら没入感たっぷりにゲームを楽しみたいのが一般ゲーマーというもの(ですよね?)。もうこの際ですから、目をつぶっていても(または視覚が阻害されていても)振動だけで状況がわかる、そんなゲームを期待したいところです。このほかコントローラの正面には赤外線LEDが搭載され、Kinect 2で読み取ることで、プレーヤーとコントローラの組み合わせが正しく認識される機能を備えています。またマイクもKinect 2で標準搭載され、デフォルトでボイスチャットなどに対応ずみ。新型コントローラのフォースフィードバックと、Kinect 2との合わせ技で新しいデバイス体験を提供しようとするXbox Oneに、改めて注目してきましょう。
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