【E3 2013】NASAがE3に初上陸!『Mars Rover Landing』を体験してみた | GameBusiness.jp

【E3 2013】NASAがE3に初上陸!『Mars Rover Landing』を体験してみた

ゲーム業界関係者が多数集まるE3は、ゲームと隣接する分野の業界が接点を求めて集まる場でもあります。

その他 その他
ゲーム業界関係者が多数集まるE3は、ゲームと隣接する分野の業界が接点を求めて集まる場でもあります。
  • ゲーム業界関係者が多数集まるE3は、ゲームと隣接する分野の業界が接点を求めて集まる場でもあります。
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代表例と言えばアメリカ陸軍で、新兵リクルート用シリアスゲーム『America’s Army』のプロモーションのため、会場のLAコンベンションセンターに装甲車両が鎮座しているのが、しばらく風物詩となっていたほどでした。またE3 2010ではホンダのハイブリッドカー、CR-Zがウエストホール入り口のホールに展示され、注目を集めていました。「なんで自動車メーカーがゲームの見本市に出展したんですか?」「だってハイブリッドの時代だから」なんて話を担当者としたのを覚えています。

そんな中で今年のE3では、アメリカ航空宇宙局NASAが出展していました。場所はかつてCR-Zが展示されていたのと同じ、ウエストホール入り口のホールです。実は3月のゲームディベロッパーズカンファレンス(GDC)でも特別セッションを行ったNASA。宇宙開発と火星探査に関心をもってもらうためのシリアスゲーム実演を行い、共に宇宙開拓を進めようと呼びかけ、会場のスタンディングオベーションを浴びていました。あれから3ヶ月。NASAは再びE3会場でゲーム開発者の前に姿を現したのです。

NASAの展示は大きく3つ。第一に2011年に打ち上げられ、2012年に火星に探査機ローバー「キュリオシティ」が着陸した際のミッションで、火星突入のシークエンスが体験できるキネクトアプリ『Mars Rover Landing』の実演コーナー。第二にARマーカーのついた名刺をタブレットにかざすと、NASAが2011年に打ち上げた火星探査ローバー「キュリオシティ」をはじめ、人工衛星や無人探査機などが表示されるARアプリ。そして第三に太陽系の惑星の運行が分かるPCアプリのデモです。

なお『Mars Rover Landing』はここから無料ダウンロードできます。またNASAでは他にさまざまな広報用アプリを開発し、ホームページ上で配信しています。

『Mars Rover Landing』は火星突入時の「恐怖の7分間」と呼ばれる時間を、3つのシークエンスで体験できます。はじめに突入ポッドの突入角度を適正に保つシークエンス。プレーヤーはキネクトの前で前後左右にポジションを調整しながら、画面上のサークル内に突入ポッドの位置を収めていきます。次にポッドのカバーが外れ、探査ローバーのキュリオシティがむき出しになるシークエンス。4方向にタイミング良く両手を伸ばして、カバーを外していきます。最後にキュリオシティがパラシュート降下するシークエンス。両手を左右に広げて上下に移動させ、降下速度を調節します。無事に着地できたらミッション達成です。GDCではNASAの講演者がデモをしていましたが、初めて実際に体験することができました。

『Mars Rover Landing』はシリアスゲームというよりも、広報目的のアドゲームといった感じで、とにかく火星探査に向けた世論作りを目的としているように感じられました。もっともNASAの担当者曰く「プロモーションではなくて、ソーシャルエデュケーション(社会への教育)」が目的なんだとか。その上でゲーム開発者や企業と共に、協業の可能性を探っていきたいと話していました。日本でもアニメ『宇宙兄弟』や、はやぶさ関連の映画などで広報活動が行われていますが、そこにJAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力があるのはご承知の通り。いつの日かJAXAとゲーム業界がコラボできる日が来るといいなあと改めて感じさせられました。
《小野憲史》

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