在庫の評価方法の見直しを実施したANYCOLORの今期見通しは?―6月に決算を発表するゲーム関連企業一覧【決算発表スケジュール】 | GameBusiness.jp

在庫の評価方法の見直しを実施したANYCOLORの今期見通しは?―6月に決算を発表するゲーム関連企業一覧【決算発表スケジュール】

6月はANYCOLORとgumiが通期決算を発表する予定です。本稿では、注目の企業をピックアップするとともに、決算発表を予定する企業を一覧で紹介します。

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在庫の評価方法の見直しを実施したANYCOLORの今期見通しは?―6月に決算を発表するゲーム関連企業一覧【決算発表スケジュール】
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6月はANYCOLORとgumiが通期決算を発表する予定です。本稿では、注目の企業をピックアップするとともに、決算発表を予定する企業を一覧で紹介します。

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ANYCOLORは今期も高利益体質を維持できるのか?

6月10日は「にじさんじ」のANYCOLORの決算発表日。

第3四半期の決算を発表した2026年3月11日に2026年4月期(2025年5月1日~2026年4月30日)の通期業績予想の修正を発表しました。売上高が当初計画の3~5%上振れる一方、営業利益は5~7%程度下振れる見込み。売上高はコマースとイベントが好調で予想を上回って推移したものの、営業利益は棚卸資産の評価損などを計上したため、当初の計画を下回るというもの。

在庫の評価損は「ホロライブプロダクション」のカバーが、人気VTuberの相次ぐ卒業などもあって計上を余儀なくされていました。ANYCOLORは今後の販売がないと判断したものを評価損として計上していましたが、今後は棚卸資産の回転日数などを考慮しつつ評価損を計上することを検討するとしています。

ANYCOLORの売上は7割程度をコマースが占めています。VTuberのマネジメントがメイン事業ですが、収益構造はキャラクターグッズの小売店やメーカーに近い立ち位置。在庫の評価基準を改める姿勢を示したことで、よりその性格を強めた印象があります。

決算発表の注目は2027年4月期(2026年5月1日~2027年4月30日)の通期予想。これまで通り、高い利益率を維持できるのかどうかに注目です。

gumiはSBIとの新たな収益モデル立ち上げに期待

6月12日はgumiが通期決算を発表します。

2025年9月にリリースした『ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ』は翌月に150万ダウンロードを突破するなど、好調に推移しています。しかし、プロモーション強化で広告宣伝費が重荷となり、2026年4月期第3四半期累計期間(2025年5月1日~2026年1月31日)のモバイルオンラインゲーム事業は2億2,000万円の営業損失でした。

ただし、広告費を抑制した3Q単体(2025年11月1日~2026年1月31日)には3億円近い営業利益を出しており、モバイルオンラインゲーム事業の収益性は安定すると見られています。

gumiは外部大型IPでモバイルオンラインゲーム事業を安定させ、別事業で収益機会を拡大する計画を立てています。新たな取り組みで注目したいのが、SBIホールディングスと共同で進めている「ネオメディア」構想。エンターテインメントの生態系を構築するべく、SBIは「ツイキャス」のモイや「超かぐや姫」などの制作に携わったツインエンジンなどと相次いで資本提携しました。gumiもその一角です。

「ネオメディア」において、gumiがいかなる役割を果たすのか。決算発表で具体的な形が見えてくる可能性があります。

主力のeスポーツ以外の事業に注力するGLOE

6月12日はeスポーツのGLOEが上期の決算を発表する予定です。

GLOEはeスポーツサービスをメイン事業として成長してきましたが、足元では停滞中。2026年6月期第1四半期(2025年11月1日~2026年1月31日 ※GLOEは2026年から決算月を10月から6月に移行)のeスポーツ・イベントサービス事業の売上高は前年同期間比3.8%減の4億900万円でした。

伸びているのがキャスティングやデジタルマーケティングなどを手がけるエージェンシーサービス。同期間の売上高は同58.7%増の3億5,500万円でした。

eスポーツの大規模なイベントは人件費や設営費などのコスト負担が重く、利益を圧迫する要因になります。また、国内のeスポーツは認知が広がっているとは言えず、盛り上がりに欠けているのも事実。一方、世界的には広がっているため、時間の経過とともに市場が拡大することにも期待ができます。

GLOEがeスポーツ以外の領域にも注力する姿勢は、収益源の多角化という観点で注目されます。現在はゲームのコミュニティイベントやオフ会の開催などで、プロモーション効果を高めるコミュニティマーケティングにも力を入れています。こうした地道なノウハウの蓄積が、クライアントやユーザーの開拓、ひいては将来の事業構築につながるかが注目されます。

決算発表では、収益基盤を固める事業計画に注目です。

証券コード

会社名

決算発表日

種別

決算期末

3662

エイチームホールディングス

6/5

第3四半期

7/31

5032

ANYCOLOR

6/10

本決算

4/30

5031

モイ

6/10

第1四半期

1/31

4334

ユークス

6/10

第1四半期

1/31

9166

GENDA

6/10

第1四半期

1/31

6535

アイモバイル

6/11

第3四半期

7/31

3903

gumi

6/12

本決算

4/30

4382

HEROZ

6/12

本決算

4/30

9565

GLOE

6/12

第2四半期

6/30

3657

ポールトゥウィンホールディングス

6/12

第1四半期

1/31

4174

アピリッツ

6/12

第1四半期

1/31

4175

coly

6/12

第1四半期

1/31

《不破聡》

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