
ソニーが公開した2026年の年次報告書のゲーム&ネットワーク部門(Game & Network Services)の説明において、同部門の活動詳細の説明文からゲームのPC展開の記述が削除されていることが話題を呼んでいます。
ソニーグループ全体の年次報告書でもマルチプラットフォームの方針の記述が消滅
今回注目されているのは、米国の上場企業の情報を集積するシステムEDGARに登録されたソニーの2026年の年次報告書です。同報告書では、ゲーム&ネットワーク部門の活動詳細に「PC」や「マルチプラットフォーム」といった表現が見当たりません。
同社の2025年の年次報告書では、「ソニーは自社IPのリーチと収益化をさらに拡大するため、PCなどのマルチプラットフォームへのファーストパーティタイトルの展開や、ソニーグループ内での連携を通じてPlayStationゲームのIPを原作とした映画やテレビ番組の制作にも引き続き取り組んでいく予定です」と記述されていました。
それに対して、2026年の年次報告書においては「自社の知的財産(IP)の普及と収益化をさらに拡大するため、PlayStationゲームのIPに基づいた映画やテレビ番組の制作を継続していく予定」と、PlayStationのゲームをベースにした映画やテレビゲームの制作については引き続き行っていくものの、PC向けなどのマルチプラットフォームの方針に関する記述は削除されています。
これまでにも「SIE傘下のスタジオが開発したシングルプレイゲームは今後PSハード専用となる」という噂が広がっていましたが、ソニーグループの年次報告書においてもそういった方向性がみられたことから、この流れはほぼ間違いないものと言えるかもしれません。
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