Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」 | GameBusiness.jp

Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」

「何の貢献もしていないのに、共同制作者だと主張していた」ともされています。

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Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」
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adam pype氏およびBeeswax Games、Black Lantern Collectiveは、ホラー『No Players Online』のSteamでの販売を再開したと発表しました。原因は「かつての友人達がDMCA(アメリカのデジタルミレニアム著作権法)による申し立て」をしていたということや、その人物達は「何の貢献もしていないのに、共同制作者だと主張していた」という事情が説明されています。

90年代風デスクトップを再現したゲームが発売直後にSteamから削除

本作はadam pype氏が2019年に配信した、誰もいないマルチプレイFPSを舞台としたホラーがベースの新作ゲーム。『マインスイーパー』を含めて完全再現したという90年代風デスクトップを探り、無名のゲームフォーラムからゲームをダウンロードしたり2つのゲームを融合させたりしながら、古いコンピューターの過去の持ち主の謎を追っていくという内容です。





パブリッシャーBlack Lantern Collectiveが、Beeswax Games開発として11月6日にWindows(Steam、itch.io)向けに発売した本作ですが、現地時間11月13日にSteamでの販売が停止されていました。



「かつての友人達がDMCAによる申し立て」をしていた

記事執筆時点(2025年12月2日)にはSteamでの販売が再開されストアページが見られるようになっている本作について、公式サイトでは経緯の説明が公開されています。

それによるとSteamでの販売が停止された理由は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」をしていたことであり、その人物達は「何の貢献もしていないのに、共同制作者だと主張していた」とのこと。削除された後にadam pype氏らは反論を提出し、その回答期限が過ぎたことで販売が再開されたということです。

本作の制作には「人生の2年半と多額の資金を費やした」ともしており、小規模インディーにとって重要なリリース直後の期間が失われる形となったことは「経済的に回復できるかは不透明」と厳しい状況を説明しています。

声明は「小さなインディースタジオをサポートしたい場合は、Steamでレビューをして、ゲームをインターネットで共有してください」とのお願いで締めくくられています。


『No Players Online』は、Windows(Steamitch.io)向けに販売中です。


《いわし@Game*Spark》

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