
2025年10月9日、バンダイナムコエンターテインメントの許諾を受けて、テンセントが出資するBOKURAが開発し、A Plusがパブリッシャーを手がけるアニメ風MMORPG『ブループロトコル:スターレゾナンス』が海外向けにサービスを開始しました。
Steamでは最大同時接続数約94,000人を記録、しかしユーザーレビューは「賛否両論」

外部サイトSteamDBによると、本作のサービス開始後の最大同時接続数は94,459人となっており、かなりの規模の人数がこのゲームに参加したことがわかります。

SteamDBで確認できる24時間最大接続数ランキングでは、2025年10月10日現在『Megabonk』に次ぎ『ホロウナイト:シルクソング』を上回る14位に位置しています。

しかしながら、SteamDBから確認できるレビューの比率はおよそ5,000件のユーザーレビューのうち高評価は42.22%であり、「賛否両論」となっています。
実際のユーザーレビューの内容を見てみると、以下のような要素が高評価を得ています。
環境のグラフィックは美しい。
アニメ風の世界観もなかなか類を見ない。
キャラクターのカスタマイズも素晴らしい出来。
しかしながら、以下のような点は低評価とする意見が目立ちます。
複数のシーズンパスやガチャがあり、通貨の種類も複数あるなど決済の仕組みが複雑。
メニューの中に複数メニューがあるといった、UIの煩雑さ。
アクション戦闘ゲームなのに、戦闘と移動のレスポンスが遅い。
オート戦闘とオート移動のシステムはあるが、使うとまるでモバイルゲームのような印象になる。
コメントの自動翻訳機能などはない。
サーバーが北米にしかなく、EUやオーストラリア圏のユーザーは厳しい接続を強いられる。
以上を見ると、世界観やキャラクタークリエイトについては素晴らしいものの、サーバーの貧弱さ・戦闘のレスポンスの悪さ・そして決済手段の複雑さによって評価を落としているようです。
なお、日本向けには同作のクローズドベータテストが別途2025年11月に行われる予定です。