POLARIS QUESTが開発し、テンセントが発売予定であったゲーム『LIGHT OF MOTIRAM』。本作は『Horizon』シリーズとの類似性によって、販売停止を求めてソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から提訴されていましたが、両社は「秘密裏に和解」したと海外メディアThe Vergeが報じています。
Steam/Epic Gamesからは既にストアページ削除。公開停止で和解か

『LIGHT OF MOTIRAM』は公開直後から『Horizon』シリーズとの類似性が指摘されており、SIEから著作権および商標権の侵害を理由に提訴されていました。
その後、ストアページの素材の差し替えなどが行われ、テンセント側からの反論も行われるなどの泥沼化の様相を見せていましたが、12月初頭には「新規プロモーションとテストの停止」で両社が一時合意とも報じられていました。
既報によると法廷での審問は2026年1月に延期されていたとのことですが、12月17日付で両社が訴訟を棄却することに合意する文書が発表されました。
また、SteamやEpic Games Storeに存在した『LIGHT OF MOTIRAM』のストアページが現在は削除されており、外部サイトSteamDBにおいても「このゲームはSteamで利用できなくなった」という痕跡を残すのみになっています。
海外メディアThe Vergeの取材に対し、テンセント・アメリカズの広報責任者であるSean Durkin氏は「SIEとテンセントは、秘密裏に解決に至ったことを嬉しく思っており、この件に関してこれ以上公にコメントすることはありません。今後共に協力していくことを楽しみにしています」とのコメントを発表しています。一方、SIEはこの件についてはコメントを発表していません。












