セガは、レースゲーム『ソニックレーシング クロスワールド』での外部ツールの使用といった不正行為に対して、アカウントの永久停止や損害賠償の請求などの措置をとる場合があると警告しました。
◆新作レースゲームでも出現したチーターに厳重な措置検討

2025年9月25日に発売された本作は、『ソニック』シリーズのキャラクターが周回ごとに変化するコースで激しい戦いを繰り広げるレースゲームです。
無料アップデートで「初音ミク」や『ペルソナ5』より「ジョーカー」がレーサーとして登場したほか、シーズンパスのDLC第1弾では、『マインクラフト』から「スティーブ」「アレックス」「クリーパー」が参戦しました。
セガは本作のゲームプレイおよびランキングで、チート行為、外部ツールの使用、許可されていないコンテンツの利用、ゲームプログラムの改変などの、不正行為を行っているユーザーを確認していると報告しました。
不正行為は同社のEULAに違反するものであり、著作権侵害や他の法令違反に当たる可能性があると警告。違反が確認された場合は、警告およびアカウントの一時または永久停止、ランキング削除ならびに不正行為の差止、損害賠償の請求、他の法的措置をとる場合があるとアナウンスしました。

人気FPSシリーズ『Call of Duty: Black Ops 7』ではベータテストの段階でチーターが出現するなど、プレイヤーと開発者の双方を悩ませ続けている不正行為問題。
同作ではチーターの99%以上を試合前に排除しているほか、『フォートナイト』ではチーターに約2,500万円の損害賠償を行うなど、ゲーム業界では徹底した不正行為排除の取り組みが実施されています。
『ソニックレーシング クロスワールド』は、PC(Steam、Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに配信中。ニンテンドースイッチ2向けにも後日配信予定です。