
レベルファイブが11月14日に発売するシリーズ最新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』にて、改造ペナルティに関する取り組みが公開。日野晃博社長が「陰湿な呪い」と表現する、巧妙な仕組みが採用されています。
◆不正した本人には伝えず、バレないように重めのデメリットを付与
『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』では、不正ツールでのデータ改造や、データ変更系MODなどで内部パラメータを変更することを厳重に禁止しています。そして、システム側が不正を検知した場合、罰則処理が働きます。
一般的なゲームであればアカウントが利用停止となるところですが、本作では少々特殊な措置を採用。次の中から1つ、または複数の罰則処理が作動します。
オンライン時、不正実行者本人には伝えず、相手が不正を行っている可能性があるプレイヤーであることを教える。
不正実行者本人には分からないように、パラメータ上昇に不利な処理が働く。
不正実行者本人には分からないように、レアドロップ確率大幅減少の処理が働く。
要は不正した本人には伝えず、バレないように重めのデメリットを与えたり、周りのプレイヤーにだけ「このユーザーは不正しています」と知らせたりするというもの。日野社長はこれを「陰湿な呪い」と表現しています。



このシステムを採用した理由は、不正したデータをどうにかすることはできるものの、すぐに教えると対策されていたちごっこになってしまうため。分からないようにじわじわと詰めて、もし処理に気づいて対策されたら、また新たな対策を講じていくといいます。
『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam向けに2025年11月14日発売予定。デラックスエディション版の特典として、本日11月11日より先行プレイが開始しています。









