
エレクトロニック・アーツ(EA)は、自社がサウジアラビアの政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)含む3社からなる投資グループの買収に約550億ドル(約8兆円)で最終合意したことを発表しました。
投資グループによる約8兆円での買収が最終合意
今回発表されたのは、アメリカの投資会社Silver Lake、サウジアラビアの政府系ファンドPIF、トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏が設立したAffinity Partnersの3社から成る投資グループによる買収です。2025年9月29日、The Wall Street Journalなど複数の海外メディアより本グループによる交渉が報じられていましたが、EAは同日に最終合意に達した旨を発表しました。
本件はEAの取締役会により承認されているほか、2027会計年度第1四半期での完了を予定。規制当局の承認やEA株主の承認を含む通常の完了条件を満たす必要があるとのことです。
なお、完了後もEAはカリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置き、現在のCEOであるAndrew Wilson氏が引き続き指揮を執るそうです。