サウジアラビア政府系ファンドを含むエレクトロニック・アーツの買収に対し、米国上院議員2名が疑義を呈しました。
グローバル展開、eスポーツの隆盛、そして新興市場への参入。ゲーム業界の成長戦略が多角化するにつれ、従来の欧米・アジア中心の市場観では捉えきれない新たな地域が注目を集めています。
業界は資本と創造性の二極化が進むと予想されています。
巨額買収であることから、数年後の再上場が視野に入っているでしょう。
投資グループによる約8兆円での買収が最終合意
ゲーム産業への積極的な投資を続けるサウジアラビアの戦略も注目されています。
2025年3月にはテンセント出資のもと設立された新しい子会社にIPが移管されています。
QiddiyaがEVOの運営に深く携わる形になります。
Sideは首都リヤドにスタジオを開設し、中東・北アフリカ地域の開発者に共同開発支援サービスを提供する計画です。
イーロン・マスク氏やラリー・フィンク氏など錚々たるメンバーが名を連ねる昼食会に、Epic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏が招待された模様です。
マンガプロダクションズは、サウジアラビア及びアラブ諸国を代表する、アニメ・マンガ・ゲームの制作/製作会社、配給会社。このたび、CEOのブカーリ・イサム氏にインタビュー。同社の制作コンテンツや人材育成について話を聞いた。
予てから報じられていたNianticのゲーム事業売却でしたが、今回公式に発表されました。
開催は2年延期され、準備は今年から始まります。
現地向けローカライズも含む包括的な展開を予定しています。
アラブ首長国連邦よりGyrfalcon Holding LLC、日本からDBJキャピタル、三菱UFJキャピタル、オリックス・キャピタル、伊藤忠商事、KIDS HOLDINGSが参画しています。
大会は11月11日からリヤドで開催され、130カ国以上の選手が参加予定。
主催のESL FACEIT Groupは、サウジアラビアの政府系ファンドが所有するSavvy Games Groupの傘下にあります。
背後には、サウジアラビア企業による潤沢な資金援助があります。
あくまで運用上の売却でエンタメ産業への投資は続くという予測です。
国策「サウジビジョン2030」を推進するための取り組みです。