【決算】ネクソン、2024年第2四半期で過去最高業績を達成―中国で『アラド戦記モバイル』が好調 | GameBusiness.jp

【決算】ネクソン、2024年第2四半期で過去最高業績を達成―中国で『アラド戦記モバイル』が好調

三大フランチャイズである『アラド戦記』、『メイプルストーリー』及び『EA SPORTS FC』の総売上収益が成長しました。

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【決算】ネクソン、2024年第2四半期で過去最高業績を達成―中国で『アラド戦記モバイル』が好調
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2024年8月8日、ネクソンは2024年12月期第2四半期(中間期)の連結業績を発表しました。売上収益は2308億9200万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は743億7000万円(前年同期比11.3%減)、税引前利益は1156億7300万円(前年同期比0.8%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は757億9600万円(前年同期比2.0%減)となりました。

特に、5月21日に中国で配信を開始した『アラド戦記モバイル』が好調で、三大フランチャイズである『アラド戦記』、『メイプルストーリー』及び『EA SPORTS FC』の総売上収益が成長しました。

『アラド戦記』は、中国のモバイル市場に展開することで新規プレイヤーの獲得に成功し、フランチャイズ全体の売上収益が前年同期比で成長しました。『メイプルストーリー』は、地域展開やIPの新作ゲームとしての拡張により、フランチャイズ全体の売上収益が前年同期比で増加しました。『EA SPORTS FC ONLINE』及び『EA SPORTS FC MOBILE』は、過去最高の中間連結会計期間の売上収益を記録した前年同期との比較で減少しました。

その他の主要タイトルでは、『ブルーアーカイブ』が4月にアニメ放映を開始し、ファン層が拡大したほか、全世界の売上収益は、日本における成長や中国サービスの貢献により、前年同期比で成長。また、昨年12月に配信を開始した『THE FINALS』が増収に寄与しました。

費用面では、売上原価が前年同期比で増加。従業員数の増加や定期昇給に加え、好業績による業績連動賞与によって人件費が増加し、クラウドサービス費用及び『MapleStory Worlds』に関わるクリエイター報酬も増加しました。販売費及び一般管理費は、従業員数の増加に伴い人件費が増加したものの、プラットフォーム利用料や広告宣伝費の減少により、前年同期比で減少しました。その他の費用は、債務超過の持分法適用会社を連結子会社化し、のれんの減損損失を認識したことにより、前年同期比で増加しました。

《GameBusiness.jp》

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