日本ネクソン発の『メイプルストーリー』公式VTuber「メイぷる木の子」が韓国NDCに登場!コミュニティマネージャーがゲームに及ぼす好影響などを語る【NDC25】 | GameBusiness.jp

日本ネクソン発の『メイプルストーリー』公式VTuber「メイぷる木の子」が韓国NDCに登場!コミュニティマネージャーがゲームに及ぼす好影響などを語る【NDC25】

「Vtuber「メイぷる木の子」のコミュニティマネージャー起用について」の模様をお届けします。

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ネクソンは、2025年6月24日から26日にかけて「Nexon Developers Conference 2025(NDC)」を韓国にて開催しました。NDCは『メイプルストーリー』『ブルーアーカイブ』『デイヴ・ザ・ダイバー』などを手掛けるネクソングループをはじめとして、第一線の開発者らが集まり知識の共有を図るカンファレンスです。

本稿では『メイプルストーリー』公式VTuber「メイぷる木の子」さんにまつわるセッション「Vtuber「メイぷる木の子」のコミュニティマネージャー起用について」の模様をお届けします。記事後半では日本ネクソンにて、メイぷる木の子さんの運営を行うオ・ジュヒ氏、鈴木蒼大氏へのインタビューも掲載しています。

◆韓国に上陸した日本発の『メイプルストーリー』公式Vtuber「メイぷる木の子」!

本セッション「Vtuber「メイぷる木の子」のコミュニティマネージャー起用について」は日本の『メイプルストーリー』チームが独自に行動し実現したCM(コミュニティマネージャー)戦略のこと。韓国にもVtuberは存在し活躍していますが、それでも日本ほどの規模ではありません。CM戦略として他企業が仕掛ける企業Vtuberを引き合いに出しつつ、このような形のコミュニケーション活性化が日本にはあると伝えられました。

登壇したのは日本ネクソンに勤務するオ・ジュヒ氏、鈴木蒼大氏のおふたり。画面越しにメイぷる木の子ちゃんも登場し、韓国ネクソン社員やゲーム関係者と向かいます。

元々、メイぷる木の子ちゃんは『メイプルストーリー』に登場するキノコ型モンスターの化身のバーチャルアイドルとしてデビューさせるという2021年のエイプリルフール企画からスタートしました。

彼女の担う「コミュニティマネージャー」という役割は、運営からユーザーへ単方向に告知や宣伝を行う従来のやり方ではなく、ユーザーの反応を受け止めつつ『メイプルストーリー』の情報を伝える双方向コミュニケーションです。

ライブサービスにおいて、コミュニティマネージャーを起用することで「サービスの信頼性向上」「ユーザーとのコミュニケーション手段の増加」「各種情報配信」の3種類が補完されます。プレゼンでは、「なぜそこでメイぷる木の子ちゃんを起用したか」という点において、「ユーザーとの親密な距離感を活かしながら、サービスの満足性向上」「温度感のあるコミュニケーション」「ポジティブな関心の誘導」が達せられると続けます。

Vtuberとしての配信はもちろん、Xにてユーザーと密な連携を取ることで『メイプルストーリー』ユーザーのみならず、メイぷる木の子ファンにも有意義な認識の変化が起きたとされました。実際に、緩やかながらもXは常に増加傾向を見せ続けているといいます。

また、面白い点としては『メイプルストーリー』公式Xのフォロワー層とメイぷる木の子ちゃんのXアカウントは“半数ほど重複”しているという点。これは今まで『メイプルストーリー』に関心がなかった層を取り込んでいる証左になり得るでしょう。

さらにはメイぷる木の子ちゃんの活動にあわせたタイミングで、同一サーバーの同時接続数が増加傾向にあることや、これに関連するユーザー満足度が向上していると、感情スコアによって数値化されました。

その一方で、今後の努力が必要な箇所についても言及されていきます。YouTubeでのライブストリーミングでのパフォーマンスは高いものの、『メイプルストーリー』に繋がるガイド動画やショート動画での平均再生数はいささか足りていないとします。後述するインタビューでは、企業Vtuberでありながらもコラボなどを増やしていきたいとの意欲も語られました。

今回のプレゼンは「Nexon Developers Conference(NDC)」とあって、韓国の幅広いゲームクリエイターに向けて日本国内での取り組みを紹介したものです。来場者の一部にはVtuberファンの方も散見されましたが、基本的にはまだ発達の余地がある分野。韓国発のゲームが「コミュニティマーケティング」や「日本特有の双方向性コミュニティ」を意識するきっかけになったのではないでしょうか。

プレゼンの最後では、盛大な拍手が送られます。韓国はMMORPG大国とあって『メイプルストーリー』の存在感も群を抜いています。今回の韓国取材中には、駅構内にて大々的な広告を見かけるほどでした。

続くインタビューではメイぷる木の子ちゃんの活動内容から、コミュニティマネージャーの在り方、韓国デビューの可能性を含めた様々なことまで、オ・ジュヒ氏、鈴木蒼大氏のお二人に質問しました。

◆コミュニティマネージャーがライブサービス型ゲームにもたらす好影響とは?

左がオ・ジュヒ氏、右が鈴木蒼大氏。

――あらためて自己紹介をお願いします。

オ・ジュヒ氏(以下、オ):ネクソンのMS事業グループ、MSマーケティングチームのリーダー、オ・ジュヒと申します。日本に住んで15年目の韓国人です。日本ネクソンに入社したのは2022年3月からなんですが、オフラインを中心としたIP拡張のために色々と活動しています。

鈴木蒼大(以下、鈴木):同じくネクソンのMS事業グループ、事業ユニットの鈴木蒼大と申します。2021年にネクソンに入社しまして、最初は『メイプルストーリーM』に携わり、2023年からPC版『メイプルストーリー』のチームに加わるとともに、現在メイぷる木の子さんのディレクション及びマネージャーを担当しています。

――改めて、「コミュニティマネージャー」の役割や重要性についてお聞かせください。

オ:コミュニティマネージャーの役割とは、メイぷる木の子さんだけではなく、彼女を含めたプロデュース全般です。プロデュースの一環として“既存コミュニティの活性化”だったり“新しく、または久しぶりに『メイプルストーリー』に触れる人”に向けて楽しさをお届けすることを目的にしています。

メイぷる木の子さんは「メイプラー」としてゲームをしっかりと遊んでくれているからこそ、ユーザーと同じ目線での発信ができるという信条をベースに、コミュニティマネージャーとして双方向の信頼関係を築いています。こういうコミュニケーションにおいては初め、「ゲームに詳しい人が良さそう」と思ってしまいがちですが、新しく、あるいは久しぶりにゲームを遊ぼうとしている方にとっては、同じように一緒に成長しながらプレイしてくれる存在がありがたいのです。

ただ単純にゲームに詳しくて上手い人”ではなくて、聞き上手、話上手ということが、我々の目指しているメイぷる木の子のあり方です。

ちなみに、この「ユーザーと同じ目線に立つ」ことに関しては、ネクソン社内にも良い影響があるのです。たとえば今まで『メイプルストーリー』を担当していなかった方が配属されると、そもそもゲームを遊べていないということもあります。その導入として、メイぷる木の子さんが良い先生になってくれるのです。新規参入者の視点というものへの理解も深まって、我々にとっても良い勉強になるのです。

――日本ではVtuberが非常に多く、競争の激しい世界です。デビュー前に、この激化する世界に挑戦していく熱意はどう維持していたのでしょうか。また、エイプリルフールからデビューまでの1年半にどのような準備をしてきたのでしょう。

オ:おっしゃる通り、日本ではVtuberの競争が激しいですね。そんな中でもコミュニティマネージャーとしてメイぷる木の子の価値があると判断したからこそ、エイプリルフールからの1年半、ぶれずに準備を行えたわけです。

デビューにあたっての時間については、韓国の『メイプルストーリー』開発チームとの調整や、コミュニティマネージャーとしての役割を整えていくのにかかりました。

――最初のエイプリルフールでは他に4つのタイトルの“美少女Vtuber”が確認できましたが、なぜ『メイプルストーリー』だけ実現したのでしょうか。

オ:簡単な話ですが、その他タイトルの開発チームから許可を得られなかったんです。

――なぜ『メイプルストーリー』の許可が得られたのでしょうか。

鈴木:熱意の部分もあるのでしょうが、『メイプルストーリー』にて改善したかった、我々供給側と受け手側同士のコミュニケーション不足という課題の解決策になり得たからでしょうね。

『メイプルストーリー』のGM、ゲームマスターは一方通行の意思伝達を行う立ち位置です。アップデートなどをお伝えするメッセンジャーではありますが、双方向の存在ではない。その不安への解決方法として、公式とユーザーのポジションを往復して動く「メイぷる木の子」というコミュニティマネージャーが必要だと提案しました。そうして本格始動できたんです。

――メイぷる木の子さんは、既存の『メイプルストーリー』ユーザー層からどういった捉え方をされているのでしょうか。

鈴木:活動を開始した時は、ユーザーには「また新しいことを始めたけど、長く続かないかもしれないな」なんて感じられたかもしれません。ですが当時から決めていた大事なことがありまして、それは「毎日絶対に話題は途切れさせない」こと。そして「発信した内容に対してユーザーが反応すれば、積極的に反応を返す」ことでした。例えば、リプライやリポストに対するコミュニケーションを忘れないということですね。

そうして日頃の活動を積み重ねていった結果、メイぷる木の子ちゃんはユーザーに「ちゃんと『メイプルストーリー』を遊んで、返事もしっかりしてくれる仲間」という認識が生まれていったのかなと思っています。

――通常のVtuberと企業Vtuberは、本質的に目指すところが違うと思います。この点についてはどうお考えでしょうか。

オ:おっしゃる通りで、本質的な違いは存在していますね。たとえば一般のVtuberさんって、ご自身そのものをブランディングして売りだしていくことを目標として、様々な手法を取れる立場です。しかしメイぷる木の子は企業を代表する役割なので、やはり発信するものに関しては絶妙に制限があります。

彼女の日ごろの活動は、アップデート内容の告知だったりイベントの出張レポートだったり、『メイプルストーリー』をユーザーたちと遊んでいる実況などになります。これをメインコンテンツにしつつ活動していますので、「自身のブランディング」が最終目標ではなく「『メイプルストーリー』のブランディング」が目的になっています。これは他のVtuberさんとは大きく違う点です。

ですが、今後はもうちょっと、“Vtuberメイぷる木の子”としてのブランディングを重視していく予定です。他のVtuberさんたちとコラボしたりなどの企画を積極的に行いたいですね。

――メイぷる木の子さんの活動をするにあたって、目標となるミッションみたいなものはあったのでしょうか。

鈴木:活動に際して、当初の目標としては『メイプルストーリー』に対するロイヤリティ向上を掲げました。しかしこの「ロイヤリティ向上」という要素はどの数値を持って成功とするのか、結構曖昧な範疇でもあります。そこでまずは、彼女が発信してくれた情報に対しての反応であったり、YouTubeでいえば高評価の内訳だったり、それらが一定のパーセンテージを越えたら目標達成だという基準を設定しました。

視聴回数も大事ですが、それよりも重視したのが「観られた数に比例した高評価の割合」です。結果、動画コンテンツの平均で大体95パーセントの高評価という結果になり、我々の課していたロイヤリティ向上は一定数達成できたかなと感じています。

オ:今述べたのは『メイプルストーリー』運営側のミッションです。しかし“Vtuberメイぷる木の子の運営”として、また別に「トレンディなVtuberっぽく見せる」というミッションにもチャレンジしています。

これは、イラストチームでVtuberらしい生き生きとした表情の再現であったり、可愛らしい衣装などをイベントやシーズンに合わせて用意していくというチャレンジです。こういうところで可愛く仕上げていくノウハウを積んでいくのも、活動においての我々の目的のひとつです。

――コミュニティマネージャーの費用対効果は良い方なのでしょうか。

オ:今は社内のリソースで全てを賄えているので、人件費以外はプラスでかかることはありません。しかし今後はVtuberとしてのメイぷる木の子ちゃんをスターに育てていくために、投資が必要だと思っています。

――撮影や配信はネクソン社内でやられているのですか?

オ:そうですね。社内で完結するように、現在は活動しています。

――韓国においてVtuberというのはどういった捉えられ方をしているコンテンツなのでしょうか。

オ:韓国は日本のようにVtuberというカルチャーが盛んなわけではないですが、Vtuberに興味や関心がある方自体は多いです。特にゲームが好きな層は、ゲームだけでなく日本のアニメやいろんなIPを楽しんでいるので、自然と日本のVtuber文化にも興味を持っています。韓国のVtuberさんのファンになったりもしますが、日本で有名なVtuberさんの追っかけをしている人も多くいますよ。

――今回お話を聞いていて、メイぷる木の子さんは『メイプルストーリー』効果も相まって韓国デビューで人気を博すのかもと感じています。そういった国境を超えた活動は考えてらっしゃいますか?

オ:実はこちらとしても同じことを感じていて、これから韓国でも頑張ってPR活動しようと考えています。もっとメイぷる木の子自身をブランディングしないといけない時期に来たと感じていますので、国境を越えて頑張って売り出すつもりです。先ほどのプレゼン中も、前に座ってくれていた方々が好意的な表情で頷きながら話を聞いてくださっていて、緊張がほぐれました。

――メイぷる木の子さんの活動を経て印象に残ったエピソードなどがあればお伺いしたいです。

オ:『メイプルストーリー』は1年に1回、大きいオフラインイベントを行っています。その中にはクリエイターサポートプログラムという、クリエイター支援やファンアート促進の活動もありまして、そこでクリエイターの方たちがメイぷる木の子ちゃんアートをプレゼントしてくれたことがあります。これは本当に嬉しかったですね。今、そのアートは日本のオフィスに展示されているのですが、作りが丁寧で上手い!

これ以外にも、食べ物だったりをメイぷる木の子ちゃんの形にしていただくこともありましたし、コースターなどを作ってくださり、プレゼントしてくれたりもしています。オフラインイベントではユーザーの方から声をかけてくれるので、いつも感謝しています。

――『メイプルストーリー』が長く続いてるからこその、温かい距離感が感じられるエピソードですね。

オ:そうですね。一部の方は家族のように感じてくれていると思います。『メイプルストーリー』も22周年を迎えます。オフラインイベントでは25歳から30歳あたりの年代のユーザー層も多いですが、中には中学生時代から楽しんで、今はお子様と一緒に参加されるというようなケースも多く、特別な距離感を感じています。

――ライブサービス型ゲームにおいて、ユーザーのポジティブ化は非常に重要な要素だと思いますが、活動を通じてそれを実感したエピソードがあればお教えいただきたいです。

鈴木:代表的なものとしては、メイぷる木の子さんのXで『メイプルストーリー』をここまで頑張ったと報告したときに、ユーザーから「頑張ったじゃん!」と反応が返ってくることですね。それ以外にも「ポストのおかげで、取り忘れていたアイテムを受け取れた!ありがとう!」という反応もあって、ユーザーの機会損失を防げたと同時に温かさを感じます。

中には「メイぷる木の子さんがプレイしているから新しく始めてみた」だったりとか、「メイぷる木の子さんをみて久しぶりに復帰したよ」という声も聞こえてきます。

『メイプルストーリー』は大型アップデートごとにユーザーアンケートを実施するのですが、そこではメイぷる木の子さんを知っているという方が9割という結果が出ています。彼女の活動をユーザーの大半が知っており、そのうちの半数以上はXをフォローしてくれているようで、これまでの活動が実を結んでいると感じますね。

――Vtuberやストリーマーの活動はその特性上、どうしてもタレントマネジメント的な側面があると思います。その分野に入られるにあたって、お二人に自信はあったのでしょうか。

オ:経験こそなかったですが、やはりゲーム運営とは総合的なエンターテインメント業だと思っており、そういう中で向き合うことはできるだろうなという気になっています。元々の私の性格かもしれないのですが、結構物事をポジティブに考える傾向があり、「できないことはない」と考えてしまいますね。

――タレントマネジメントで考えると、トラブルなどのリスクもつきものです。代替性の低い個人を起用するにあたっての懸念はあるのでしょうか。

オ:確かにそのリスクはあります。個人でVtuberをやってる方々も、例えば発言なり行動なりが問題となって活動をお辞めになる方もいらっしゃいます。企業Vtuberだからこそ、さらに強く懸念はあるでしょう。

ですが幸いにも、そういった懸念を含めてもメイぷる木の子ちゃんはしっかりと活動されています。周囲もしっかりしているので、今はまだ大丈夫だと安心しています。ただ、それでも何かが起きる可能性は0ではないので、我々管理者側でもきちんと気を引き締めていきたいです。

――運営として、メイぷる木の子さんに抱いている印象をお聞かせください。

オ:彼女は天然なキャラクターなんですよね。それを踏まえてメイぷる木の子ちゃんのすごいところは、活動を始めてから完全に“メイぷる木の子”になれているということです。天然っぽさも含めて、プラスのアピールになるエンターテインメント性、スター性を持っているので素晴らしいのです。多分、ユーザーの皆さんも天然な性格込みで見守ってくださっているんじゃないでしょうか。

――「このファンの方は毎回見てくれている」というようなファンの認知はあるのでしょうか。

鈴木:これがメイぷる木の子さんのすごいところで、彼女は物覚えがいいのか、かなりの数のユーザーを覚えているんです。「この人はよく見るぷるねえ」とよく言っています。

メイぷる木の子さんはその性格がすごく素直というか、ライブ配信中でもコメント欄を見て、ひとつずつ全部返事していくというタイプの人間です。実際にコメントしてくれた人を始めとして、彼女はどういうユーザーがいらっしゃったのか、かなり覚えているのではないでしょうか。

――改めて、メイぷる木の子さんの目的は「『メイプルストーリー』への関心を増やすこと」です。それを踏まえてお二人から読者へのコメントをいただければ幸いです。

鈴木:まだ詳しいことはお話できないのですが、今後メイぷる木の子さんの活動を強化していこうと考えています。まずは『メイプルストーリー』を今現在遊んでくださっている配信者の方々などと交流していきたいですね。

また、もしかしたら今後……メイぷる木の子さんに関わる大きな何か、世界観や日記がパワーアップするような何かが起きるかもしれません。楽しみにしていてください。

オ:現状では、メイぷる木の子さんの活動を通じて、内部で立てていた小さな目標の達成にある程度近づいていて嬉しく思っています。ただその上で、今後はVtuberとしてステップアップするための色々なチャレンジを行っていきますので、読者の皆さんもメイぷる木の子ちゃんを応援してくれれば幸いです!

――今回は、ありがとうございました!


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《高村 響@Game*Spark》

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