
ユービーアイソフトは『アサシン クリード シャドウズ』のニンテンドースイッチ2版で採用されているVRR(可変リフレッシュレート)技術について、同技術の開発を任天堂と協力して行っていくとの展望を海外メディアFRVRによる取材の中で示しました。
『アサクリ』最新作を携帯機で滑らかに動作させる「巧妙な回避策」
今回取り上げられた技術とは、従来下限を40fpsとして動作するのが一般的だったVRRを30fpsを目標フレームレートとして動作できるようにするもので、これにより携帯モードでもスムーズなゲームプレイが楽しめるようになっていると11月にも公式ブログで解説されていました。また、同技術は『シャドウズ』の他『スター・ウォーズ 無法者たち』でも利用されていることを今回明かしています。

FRVRによる記事の中で同技術の開発担当者は、同じフレームを実質的に2回表示することで60Hz間隔での出力を行って下限40Hzのリフレッシュレート制限を突破しながらも、ハード側では滑らかな映像を維持できるという「巧妙な回避策」の仕組みを解説。この技術が同社の後続タイトルにも使用される予定であることを示したほか、「今後も VRR サポートの改善に Nintendo と協力し続ける」としています。
AAA級タイトルがより手軽に遊べる時代はもう来ているのかも

さらに開発チームはNvidiaのDLSS技術をはじめ業界全体で低解像度向けのアップスケーリングが改善傾向にあると考えているとのこと。今回取り上げられた同社の技術も含め、携帯機や相対的に低スペックなPCでもAAA級タイトルを快適に遊べる時代が来るかもしれません。









