
Xbox Game Studiosのヘッドであるマット・ブーティ氏は、Xboxにとって「最大の競合相手は他コンソールではない」と語りました。『Halo: Campaign Evolved』がXbox Series X|S/PCだけでなくPS5向けにも発売予定であることを受けての、海外メディアニューヨーク・タイムズによるインタビューでの発言です。
『Halo』新作はPS5にも登場

10月25日に発表された『Halo』シリーズ新作の『Halo: Campaign Evolved』は、初代作のキャンペーンを現代的に再構築したリメイク版。対応プラットフォームとしてXbox Series X|S/PCだけでなくPS5も含まれていることが国内外のゲーマーを驚かせました。
そうした発表についてニューヨーク・タイムズも「ディズニーがユニバーサル・スタジオにミッキーマウスを登場させるのと同じようなもの」として報じています。
「最大の競合相手は他コンソールではない」
上記のニューヨーク・タイムズによる記事ではマイクロソフトがソニーや任天堂とは別の方向に進んだ背景について、Xbox Series X|Sは商業的に期待外れであり「PlayStationや任天堂を出し抜くことが出来なかった」というニューヨーク大学教授のヨースト・ファン・ドリューネン氏による見解を示しています。
それに対して同誌のインタビューを受けたマット・ブーティ氏は「消費者はもはやゲームをプレイするデバイス自体には強い愛着を持っていない」と回答。そうした考え方から「私達の最大の競合相手は他コンソールではない」と見ていることを明らかにしました。
さらにブーティ氏は「私達はTikTokから映画まであらゆるものと競争している」とも付け加えたということです。








