
現地時間2月3日、Xbox Game Studio傘下のゲーム開発スタジオObsidian Entertainmentの代表であるファーガス・アーカート氏へのインタビューが海外メディアBloombergに掲載されました。
「Obsidianの年」3作品リリースも、売上目標に届いたのは1作のみ



マイクロソフトが「Obsidianの年」と呼んだ2025年、同社はファンタジーRPG『Avowed』、サバイバルゲーム『Grounded 2』、ディストピアSFRPG『The Outer Worlds 2』の3作をリリースしました。しかしながらこの3作のうちヒットと呼べるのは『Grounded 2』だけで、残りの2タイトルはマイクロソフトが設定した売上目標を達成できなかったといいます。
『Avowed』は元々Obsidianがマイクロソフト傘下に入る交渉の際にプレゼンテーションした作品が元で、『The Elder Scrolls V: Skyrim』と『Destiny』を組み合わせたようなゲームという野心的なコンセプトでした。その後実際に制作に着手したものの、2025年に発売されるまでの開発期間は7年を超えたといいます。
2019年にリリースした『The Outer Worlds』は非常に高い評価を受け、500万本を売り上げるほどの大ヒットとなったこともあって続編の制作に着手しましたが、技術的課題とコロナ禍が重なり、制作が長引いた作品となってしまいました。
『Grounded 2』はこの3作の中では最も早く完成した作品です。これはObsidianから約4,800km離れたモントリオールのEidos Interactiveで開発され、数名のObsidianスタッフが制作の指揮を執るという方法で開発されました。開発を統括したObsidianの共同創業者、クリス・パーカー氏は開発チームとの距離が離れることで、難しい判断をより迅速に下せるようになったと語っています。
これらの開発結果を受けて、「ゲームにどれだけの資金を注ぎ込み、どれだけの費用を費やし、どれだけの期間を要するのか、深く考えるようになりました」とアーカート氏。具体的には、開発期間を1タイトルあたり3~4年に短縮することを目標としているそうです。
また、Obsidianの幹部たちは、例えば『Avowed』では犯罪を犯して逮捕されるという選択肢があればより生き生きとした世界観を味わえたかもしれないし、『The Outer Worlds 2』には、より強力なバーチャルコンパニオンが必要だったかもしれない……といったように、一見些細な要素でも大きな違いを生む可能性があったと述べています。
なお、現在Obsidianでは完全新作や『Grounded 2』『The Outer Worlds 2』の追加コンテンツ制作に尽力しており、『The Outer Worlds』シリーズの新作は開発中ではないが、『Avowed』の世界観を利用したゲーム制作は継続する予定とのことです(『Avowed』は『Pillars of Eternity』の世界観を継承している)。
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