『Halo』シリーズの主人公・マスターチーフの声を演じる俳優のスティーブ・ダウンズ氏は2026年3月9日、米国ホワイトハウスがX上に投稿した『Halo』の映像が含まれるプロパガンダ動画について「私の声の使用の相談も受けておらず、また支持もしていません」と表明するポストをXにて行いました。
「アメリカ流の正義」を自称するホワイトハウスのプロパガンダ継ぎはぎ動画への批判
今回スティーブ・ダウンズ氏が批判したと思われる映像は、米国ホワイトハウス公式Xアカウントが3月6日に投稿した動画です。
「JUSTICE THE AMERICAN WAY.(これがアメリカ流の正義)」と題されたその動画は、様々な映画やゲーム、そしてアニメの映像と実際の爆撃映像を継ぎはぎし、ヒーローたちが正義の裁きとして爆撃を行っているようにとれる映像になっています。このフレーズについては、「スーパーマン」のかつてのキャッチコピー「Truth, justice, and the American way(真実、正義、そしてアメリカン・ウェイ)」を思わせます。

また、動画の中には『ドラゴンボールZ』『遊戯王』といった日本のアニメや、『Halo』のゲーム映像も含まれていました。
それに対して、スティーブ・ダウンズ氏が発表した声明の抄訳(一部機械翻訳)は以下の通りです。
ホワイトハウスが制作、あるいは少なくとも承認したプロパガンダビデオが少なくとも1本出回っていることが判明しました。これらのビデオはマスターチーフの画像を使用し、私の声を使ってイランでの戦争を支持しています。
はっきり申し上げます。私はこのビデオでの私の声の使用、そしてそれが伝えるメッセージに関与しておらず、相談も受けておらず、また支持もしていません。
この忌まわしく幼稚な戦争ポルノ(war porn)の制作者には、私の声を直ちに削除するよう要求します。
海外掲示板Redditではスティーブ・ダウンズ氏の声明に対して、「この政権はあらゆるものを無許可で使用してきた、もううんざり」「この件について声を上げたのは良いことだ」「大統領がトランプかバイデンかは関係ない。誰がやったかに関わらず本人の許可なくインターネットで偽情報を広めることは深刻かつ危険だ」といった声が見られました。
米国ホワイトハウスの投稿に『Halo』が使用されたのは今回が初めてではなく、過去にも同ゲームシリーズを彷彿とさせるコラージュ画像が投稿されています。
また、先日にはホワイトハウスは『ポケモン』を連想させるような投稿を行っており、こちらも株式会社ポケモンが未許可・無関係である声明を出す事態となっています。
とどまるところを知らない米国ホワイトハウスの既存コンテンツの無断加工とプロパガンダ投稿。はたして収まる日は来るのでしょうか。
※UPDATE(2026年3月9日20時26分):本文を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
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