マイクロソフトのゲーム部門(Xbox部門)において責任者を務めてきたフィル・スペンサー氏と、社長を務めていたサラ・ボンド氏が、マイクロソフトから退職することが明らかになりました。
Xboxの顔がMS離れる
これは、マイクロソフトのCEO、サティア・ナデラ氏の社内メモで発表されたものです。メモによれば、フィル・スペンサー氏とサラ・ボンド氏がマイクロソフトを離れることとなり、アシャ・シャルマ氏がスペンサー氏のポジションの後継になるとのことです。サラ・ボンド氏ポジションの後継は明らかになっていません。


フィル・スペンサー氏は、38年間マイクロソフトに務め、Xbox事業にも初期から参加。2014年からはゲーム部門のトップに就任し、大規模買収やGame Passなどを牽引し、約12年間「Xboxの顔」といえる存在でした。サラ・ボンド氏は2017年にMSに入社し、2022年にはXboxの社長に就任。Game Passやクラウドなどの話題でメディアへの露出も多く、ファンにも認知されていた存在です。
スペンサー氏は2025年秋に退職を決意したとのことで、同年7月頃には当面退職しないとしていたものの、この度Xboxを去ることに。Xにて、これまでの経験を回顧するポストも投稿し、これからもゲームを遊び続けることを表明。「オンラインで会いましょう」と締めました。

スペンサー氏の後継となるアシャ・シャルマ氏は、ゲーム系事業の経歴はないものの、Metaにおけるプロダクト・エンジニアリングVP、Instacart(米大手食料品配達サービス)のCOOなどの経験を持ち、MSではAIプラットフォーム・CoreAIを主導してきたという経験を持ちます。ナデラ氏は、同氏が「長期価値に沿った事業モデル構築やグローバル規模での運営に深い経験を持つ」と評価しているそうです。
シャルマ氏は社内メモで「優れたゲーム」「Xboxの再起」「遊びの未来」を掲げ、コンソールからXboxの原点を再確認し、長年支えてきたファンや開発者との関係を改めて重視するとしています。
また、あわせてマイクロソフトファーストパーティIP・スタジオの統括などを務めてきたマット・ブーティ氏もEVP兼CCOに就任。スタジオとクリエイターの支援をより一段強化すると言います。









