インディー麻薬売人シム開発者がパブリッシャーと決裂…同ジャンルのヒット作と揉めたことも開発側は不本意だった | GameBusiness.jp

インディー麻薬売人シム開発者がパブリッシャーと決裂…同ジャンルのヒット作と揉めたことも開発側は不本意だった

人気麻薬売人シム『Drug Dealer Simulator』の開発者とパブリッシャーが決裂する結果に。

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インディー麻薬売人シム開発者がパブリッシャーと決裂…同ジャンルのヒット作と揉めたことも開発側は不本意だった
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人気の麻薬売人シミュレーター『Drug Dealer Simulator』シリーズですが、このゲームの開発を務めたByterunnersとパブリッシャーのMovie Gamesが完全に決裂したことをByterunnersのXアカウントが報告しました。

「開発者」と「売人」が決裂。麻薬売人シミュレーターの皮肉な末路

『Drug Dealer Simulator』シリーズ開発チームのByterunnersはパブリッシャーであるMovie Gamesに対して「深く憤り、失望している」とし、その理由について以下のように述べています。

  • ゲーム販売の契約を締結する直前に、将来の協力契約を突然変更した。

  • Movie Gamesの制作計画の受け入れをByterunnersは一度拒否したが、それに対してMovie Gamesはシリーズのコンソール版の利益の支払いを拒否した。



また、Byterunnersの声明では同ジャンルの麻薬売人シミュレーターである『Schedule I』に対するMovie Gamesの行動にも開発者側は疑念を持っていたことを表明しており、Byterunners側は強く反対したものの、Movie Gamesによって『Schedule I』に対して知的財産の調査を強行し、予期せぬ騒動に発展したことからMovie Gamesへの不信感が始まったと記されています。

最初はこの争いについて友好的に解決すべく、2025年7月30日にMovie Gamesに和解案を送付し、その後8月14日にはMovie Gamesに対し賠償金の支払いなどを求める正式な要求書を送付。

その後9月3日に和解交渉の席が設けられたものの、Movie Gamesが提示した条件はByterunnersがとても認められるような内容ではなく、交渉は決裂してしまいました。

その後、Movie Gamesはゲームの公式DiscordサーバーからByterunnersメンバーを全員追放、およびゲームのソースコードやドキュメントおよび各種アセットへのアクセス権を剥奪したとのことです。

今回の声明の締めとして、Byterunnersはチーム全員の信念と権利のために法廷で戦う決意を固めたこと、そしてユーザーに深い感謝を述べており、これからの活動についてはByterunnersの公式Discordと各種SNSをチェックしてほしいとしています。

《ずんこ。@Game*Spark》

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