
コントローラーを中心に取り扱う香港の周辺機器メーカー「8BitDo」が、中国からアメリカへの製品の出荷を停止したことをPolygonなど海外メディアが報じています。ハードウェア開発会社のRetroTINKやAnbernicに続き、8BitDoもトランプ大統領の関税政策を受けて出荷を見合わせた模様です。
“トランプ関税”の影響が周辺機器メーカーにも
Polygonによると、8BitDoは中国倉庫からアメリカへの出荷を停止し、アメリカ国内の倉庫にある商品に限り注文を受け付けると公式サイトで発表したとのことです。
また本記事執筆時点では公式サイトの掲載文は削除されていますが、チェックアウト画面に進むとアメリカには出荷できない警告が表示されると、TechPowerUpを含む複数の海外メディアが報告しています。
2025年4月にはレトロゲームの互換機を開発しているRetroTINKとAnbernicがアメリカへの商品の出荷を停止すると発表しているほか、フィギュアやグッズを手がけるグッドスマイルカンパニーも、アメリカに出荷される中国製の商品に追加費用が発生する可能性があると報告しました。
トランプ大統領の関税政策に関する問題はいまだ収まる気配を見せておらず、他メーカーへの影響も危惧されています。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)