急転直下の大赤字となったマイネット、新体制で巻き返しなるか【ゲーム企業の決算を読む】 | GameBusiness.jp

急転直下の大赤字となったマイネット、新体制で巻き返しなるか【ゲーム企業の決算を読む】

ゲームの開発を行わずに運営のみを行うマイネットが、苦境に陥りました。

企業動向 業績
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ゲームの開発を行わずに運営のみを行うマイネットが、苦境に陥りました。

2022年12月15日に業績予想の下方修正を発表。1億2,000万円としていた純利益を16億1,000万円~14億9,300万円の純損失へと一転させました。

2021年9月22日に75%の株式を取得した滋賀レイクスターズの連結子会社化によって生じたのれんの減損損失を計上。バスケットボールチームの経営権を取得して開始したスポーツ事業は出足からつまずきました。

突然の大赤字となりましたが、最大の課題は売上高が伸びていないこと。マイネットは今期獲得した2タイトルについても、計画していた収益性が得られずに固定資産の減損損失を計上しています。運営特化型のビジネスモデルが限界を迎えているのかもしれません。

不正アクセスが原因で業績が悪化したというのは本当か?

マイネットは2006年7月創業。創業当初はゲーム開発を行っていましたが、2014年3月にセガネットワークスと資本業務提携契約を締結。このころから、スマートフォンゲームの運営事業を本格化します。この年の9月にイグニスが『神姫覚醒メルティメイデン』を譲渡することに合意しました。

※「神姫覚醒メルティメイデンの美麗イラストを使用した『神姫覚醒メルティメイデンくじ』を販売開始!!」より

メルティメイデンはマイネットが運営を開始した後の2015年4月に150万ダウンロードを突破しています。メルティメイデンで実績を残した後、マイネットは他社のゲームの買収または運営権の取得を進めます。2021年12月には人気リズムアクションゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』の運営を開始しました。

マイネットは2015年12月にマザーズに上場。2017年12月に一部に市場変更しました。


《不破聡》

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