【アドテク“きほんのき”】いまさら聞けないアドテク基本用語「メディエーション」を AppLovin 日本法人代表が解説 | GameBusiness.jp

【アドテク“きほんのき”】いまさら聞けないアドテク基本用語「メディエーション」を AppLovin 日本法人代表が解説

市場 マーケティング


アプリマーケティングにおいて “いまさら聞けない”基本用語を解説する連載「アドテク“きほんのき”」。第5回のテーマは「メディエーション」。広告の収益化において重要となるものですが、果たしてどのようなものなのでしょうか?引き続きAppLovin日本法人代表の林宣多氏に解説して頂きます。




メディエーションの役割は、複数のアドネットワーク/DSPを束ねて、最も収益性の高い広告を配信する仕組みを提供することです。「ウォーターフォール」と呼ばれるアドネットワーク/DSPを優先順位が高い順、通常はeCPM が高い広告から順番に広告を呼び出す仕組みが標準的です。メディエーションはこのウォーターフォール、もしくは比率配信を活用してデベロッパーの広告収益を最大化するものです。

メディエーションを使わない場合、例えば一つのアドネットワークのみに頼ってしまうと、そのアドネットワークの案件がなくなりフィルが下がったり、同じユーザーに同様の広告を見せ続けたりしてしまうことでeCPMが低下するなどの可能性があり得策とは言えません。

それでは、メディエーションを選択する際に気をつけることは何でしょうか。主要なアドプラットフォームが接続されているか、手数料、配信ロジックはどうなっているか、SDK導入の容易さ、などを考慮・理解して決定するのが理想です。ここからは手数料と配信ロジックについて詳しく見ていきましょう。

●手数料
こちらは無料で提供されている場合と、15-20%程度の手数料がかかっている場合があります。もちろん無料の方が、手数料を取られない分収益が上がりますが、サポートの手厚さや導入の容易さなども考慮の上、決定することをオススメします。

●配信ロジック
ウォーターフォールなのか比率配信なのかRTBはどこに入ってくるのか、順位はどうやって決めるかなどを理解しておくと、各メディエーションの強みが分かるかと思います。


最後になりますが、メディエーションは独立系でメディエーションを提供している場合と、アドネットワークが付加価値として提供している場合とがあります。もちろん一概には言えませんが、アドネットワークが提供している場合は、そのアドネットワークに有利な配信ロジックになっていることが多く、その場合は売り上げが最大化できていない場合もあります。可能な限りバイアスのない状態で配信設定をすることが各ネットワーク・DSPのパフォーマンスを比較でき、売り上げを最大化するためには重要ではないでしょうか?

次回は「リワード動画広告のCPIとCPCV」について解説しますので、是非チェックしてください。

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【林さんのプロフィール】
著者: 林 宣多(はやし・のりかず) AppLovin日本法人代表取締役。GREE、Yahoo! Japanでの広告プロダクト立ち上げ後、米国に拠点を移し、設立直後のAppLovinに参画する。AppLovin本社の営業責任者として事業の成長をけん引した後、2016年4月にAppLovin日本法人の代表取締役に就任する。
《林 宣多》

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