【アドテク“きほんのき”】いまさら聞けないアドテク基本用語「モバイルアトリビューション」を AppLovin 日本法人代表が解説 | GameBusiness.jp

【アドテク“きほんのき”】いまさら聞けないアドテク基本用語「モバイルアトリビューション」を AppLovin 日本法人代表が解説

アプリマーケティングにおいて “いまさら聞けない”基本用語を解説する連載「アドテク“きほんのき”」。第6回のテーマは「モバイルアトリビューション」。AppLovin日本法人代表の林宣多氏に解説していただきます。

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【アドテク“きほんのき”】いまさら聞けないアドテク基本用語「モバイルアトリビューション」を AppLovin 日本法人代表が解説
  • 【アドテク“きほんのき”】いまさら聞けないアドテク基本用語「モバイルアトリビューション」を AppLovin 日本法人代表が解説

アプリマーケティングにおいて “いまさら聞けない”基本用語を解説する連載「アドテク“きほんのき”」。第6回のテーマは「モバイルアトリビューション」。獲得して「はい、終わり」というわけにはいかないモバイル広告において、非常に重要な指標です。引き続きAppLovin日本法人代表の林宣多氏に解説していただきます。

これまでの連載では、いかにしてマーケターが優良なユーザーを獲得するかに着目してきました。 DSP、 SSPそしてeCPM などは、最適なユーザーの獲得に必須であり、モバイル広告エコシステムの重要な構成要素でもあります。しかし、目的のユーザーの獲得を果たした時点で、広告は終わりではありません。どの広告が効果的だったのか見極める必要があります。これをモバイルの世界では、モバイルアトリビューションと呼んでいます。

モバイルアトリビューションはアプリマーケターが使う指標で、ユーザーがアプリに辿り着いた経路と、ブランドとどのように関わっているかを正確に知ることができます。マーケターにとっては、広告効果を分析し、その後の予算配分を効率的かつ効果的に運用していくことも、重要なミッションとなるはずです。

アプリマーケティングでは、アトリビューションパートナーを利用することによって、ユーザーがいつアプリをインストールしたのか、またどの媒体・経路でインストールに至ったのかを知ることができます。アトリビューションパートナーはクリック、IAP、インストールなど、マーケターの具体的なキャンペーンやチャネルなどのユーザーイベントを把握可能です。例えば、ユーザーがAppLovinの動画広告をゲームアプリで見た後に、Googleのバナーをクリックしてアプリをインストールすると、Googleにインストールが付与されます。このようなシステムとロジックを作成しているのがアトリビューションパートナーです。

さらにアトリビューションツールの管理画面では、課金や継続率、1日のセッション数、1回のセッションの長さがなどの多様なユーザーイベントについての数値を把握したり、それらをチャネル別・媒体別の数値で確認したりすることも可能です。これによって、マーケターは価値の高いユーザーを獲得するために必要なチャネル・媒体や、効率的にボリュームが取れるチャネル・媒体などの分析ができ、効果的かつ効率的に予算を配分することが可能になります。

ウェブ上ではクッキーを利用してユーザーをトラッキングできていたことが、アプリの世界ではクッキーでのアトリビューションが利用できません。そのため、アプリマーケティングの黎明期は効果的な予算配分ができなかったのが実情でした。しかしその後、iOS/Androidで広告IDが登場し、広告IDを活用したトラッキングが普及、アトリビューションが進化してきました。現在では、トラッキングツールによってはIAPや広告収益を含めたROIまで確認できるようになっており、より精度の高い最適化が可能になってきています。また最近では、ユーザーをデバイスID単位でセグメント化、ターゲットグループを設定し、リターゲティング広告やプッシュ通知を配信するようなCRM機能を付加するプラットフォームも増えてきました。

最後になりましたが、今やアプリマーケティングにおいて、アトリビューションパートナーのSDK導入は必須でしょう。今後はクロスデバイスのトラッキングや広告不正防止技術の発展、また最近のユーザーは広告をクリックすることもますます減ってきていますので、ビュースルーコンバージョン(インストール)の扱いをどうしていくかなど、アトリビューションを取り巻く状況にはまだまだ発展の余地があるといえるでしょう。

次回は、「ヘッダービディング」について解説しますので、チェックしてください!

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AppLovin (アップラビン) は、あらゆる規模のデベロッパーを毎月数十億のユーザーに繋げる包括的なプラットフォームを提供しています。2012年の創業以来、個人デベロッパーから大手ゲーム会社までのマネタイズ、パブリッシング、ビジネスの成長をワンストップでサポートしています。AppLovin のプラットフォームを通して、デベロッパーは良質なユーザーを獲得することができます。さらに、AppLovinの メディア事業部「Lion Studios (ライオン・スタジオ)」は、デベロッパーのアプリのパブリッシングとプロモーションをサポートしています。本社はカリフォルニア州パロアルトにあり、サンフランシスコ、ニューヨーク、ダブリン、北京、東京、ソウル、ベルリンにもオフィスを構えています。詳しくは https://www.applovin.com/jp/をご覧ください。

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【林さんのプロフィール】
著者: 林 宣多(はやし・のりかず) AppLovin日本法人代表取締役。GREE、Yahoo! Japanでの広告プロダクト立ち上げ後、米国に拠点を移し、設立直後のAppLovinに参画する。AppLovin本社の営業責任者として事業の成長をけん引した後、2016年4月にAppLovin日本法人の代表取締役に就任する。
《林 宣多》

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