米大手ソーシャルゲームのジンガが、同社を著作権侵害で提訴している大手ゲーム会社のを「反競争的行為」を行っているなどの理由で反訴した。先月EAは、同社のソーシャルゲーム『The Sims Social』のシステムやデザインなどがジンガのソーシャルゲーム『The Ville』に模倣されたとして著作権侵害で米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提訴した。しかしこれに対しジンガは、EAのシミュレーションゲーム『The Sims』シリーズがそもそもアクティビジョンの『Little Computer People』の模倣であり、さらにソーシャルゲーム『The Sims Social』もZyngaが2008年より運営しているソーシャルゲーム『YoVille』を模倣していると反論。さらにEAは法的な脅しを行ったり人材の引き抜き禁止協定を要求したりと反競争的なビジネス手法を行っているとして今回の反訴に踏み切った。ジンガの顧問であるReggie Davis氏は「これは我々が実体が無いと考えるEAの主張に対する回答だ」とコメントしている。訴状の全文はこちら(英語)。
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