Valve、英国での集団訴訟は「棄却されず」審理継続を認める─Steamは健全な競争を阻害したのか? | GameBusiness.jp

Valve、英国での集団訴訟は「棄却されず」審理継続を認める─Steamは健全な競争を阻害したのか?

Valveの審理は続き、競争への影響を見極める段階にあります。

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Valve、英国での集団訴訟は「棄却されず」審理継続を認める─Steamは健全な競争を阻害したのか?
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英・競争審判所は2026年1月26日、「ヴィッキー・ショットボルト集団代表(PCR)」によるValve社への申し立てについて、「訴訟が継続する可能性がある」との判決を下しました。

Game*Sparkでも過去にお伝えした通り、本訴訟は2024年6月にデジタル権利活動家のヴィッキー・ショットボルト氏が「独占的な地位を乱用し1,400万人のゲーマーに過大請求をした」として、Webサイト「Steam You Owe Us」を通じてValveを告発し、大きな注目を集めていました。6億5,600万ポンドもの巨大な訴訟に発展したということです。



競争審判所は本集団訴訟の論点として挙げられている以下の内容から、「ValveのPPO条項(※)が競争を歪めて価格を押し上げたのか?について、審理は可能である」と判断しています。
(※PPO:「パブリッシャーに対し、他の販売チャネルを通じて、Steamで提供されている条件よりも有利な条件で本件製品を販売すること」を禁止する契約条項)

  • ゲームパブリッシャーが他のデジタルストアでゲーム、アドオン、DLCを早期販売または、より低価格で販売することが妨げられている

  • 最初にSteamでゲームを購入した場合、その後の追加コンテンツもSteam経由で購入することを求めている。ユーザーは事実上Steamに“ロックイン”(囲い込み)された状態である

  • ValveがSteam取引からデフォルトで30%の手数料を徴収している。そのため、英国の消費者はPCゲームや追加コンテンツの購入に過剰な金額を支払うことになった

Valveは、ショットボルト氏と弁護団による上記の主張はとうてい分析に耐えられないこと、および提出された分析の多くが異なる市場(電子書籍など)の店舗を前提としていることを理由に、本件を裁判に進めるべきでないと主張しましたが、裁判所は審理の継続を認めました。

今回はあくまで「本訴訟が棄却されたわけではない」ことを意味するもので、いかなる判決や結果を示唆する内容ではありません。


《稲川ゆき@Game*Spark》

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