十数年振りの新規IPとして昨年10月発売の『Rage』を手掛けたid Softwareですが、親会社であるベセスダ・ソフトワークスが同社にてレイオフを行った事が、Ubisoft Torontoのレベルデザインなどで活躍するAdama Bromell氏より明らかにされました。レイオフされた規模や詳細な理由などは不明ですが、ベセスダが海外サイトJoystiqに対し述べたところによれば、id Softwareは定期的に従業員の審査を行なっており、今回のレイオフもそのプロセスの一環として行われた“一般的なビジネス習慣の一部”であるとのこと。昨年『Rage』の評価がやや伸び悩んだ事もあり、idやシューターのファンなどは『Doom 4』の先行きに不安を抱いてしまいそうですが、ベセスダによればid Softwareは現在も新規開発者の雇用と将来的なタイトルの開発を続けているということで、ひとまずは安心してよさそうです。
『Wolfenstein 3D』は“贅沢なことに”開発に4か月も費やせた―『DOOM』など手掛けたジョン・ロメロ氏がid Softwareの思い出を語る 2025.8.4 Mon ジョン・カーマック氏の逸話も披露されました。