THQ、「テレビCMのコストに疑問」と副社長 | GameBusiness.jp

THQ、「テレビCMのコストに疑問」と副社長

米国の大手ゲームパブリッシャーTHQのDanny Bilson氏は、様々なメディアが広がっていく中で、今後もゲームの宣伝にテレビCMの莫大な費用を投下していることを疑問視しているようです。

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米国の大手ゲームパブリッシャーTHQのDanny Bilson氏は、様々なメディアが広がっていく中で、今後もゲームの宣伝にテレビCMの莫大な費用を投下していることを疑問視しているようです。
  • 米国の大手ゲームパブリッシャーTHQのDanny Bilson氏は、様々なメディアが広がっていく中で、今後もゲームの宣伝にテレビCMの莫大な費用を投下していることを疑問視しているようです。
米国の大手ゲームパブリッシャーTHQのDanny Bilson氏は、様々なメディアが広がっていく中で、今後もゲームの宣伝にテレビCMの莫大な費用を投下していることを疑問視しているようです。

「大作に大きな予算を投じるのはいいでしょう。しかし私たちにとって目下最大の疑問は、テレビがどこまで重要なのかということです。テレビに関係ないコアゲーマー向けの作品にどこまでテレビCMが有効なのかということです。テレビCMは非常に高価で、大きなスポーツイベントなどは本当に大きな費用がかかります。そうであれば屋外やウェブ、もしくはもっと直接的にユーザーに訴えかける別の何かが出来るはずです」

Danny Bilson氏はTHQでコアゲーマー向けのタイトルを担当する副社長という立場。小さい頃はテレビで育ち、映画作家やプロデューサーなどを経て現在ではTHQで仕事をしますが、映画「The Rocketeer」、ゲーム『007 Everything or Nothing』のシナリオを書くなど多彩な才能で知られます。テレビ番組制作にも携わった経験があり、思い入れは人一倍ある氏の発言という意味でも重い証言です。

同氏は費用対効果以外にも、ゲームを遊んでいる際はテレビを見ることはできない、という理由からもテレビCMに疑問を示しているようです。一方で、「テレビ番組が原作のものや、WWEやUFCのようにテレビで人気のIPのタイトルには引き続き有効ではないか」とも述べています。

もちろんインサイドの見解は、もっとウェブで面白いことをやろう!です。よろしくお願いします。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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