1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深いAI技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。
今回は、Nous Researchが自己改善型AIエージェント「Hermes Agent」の専用デスクトップアプリ「Hermes Desktop」(パブリックプレビュー)を取り上げます。これまでHermes Agentを使うにはターミナルでの操作が必要でしたが、アプリ登場でネイティブアプリとしてセットアップやGUI操作による運用ができるようになります。
ライセンスはMITで、ソースコードはGitHubで公開されています。

▲Hermes Desktopのトップページ
Hermes Agentは、Web検索やファイル操作など複数の手順を要するタスクを自動で進めるオープンソースの使うほど賢くなる自律型AIエージェントです。新しいやり方を覚えると手順をスキルとして保存し、次回以降は説明し直さなくても再利用できる、いわゆる自己学習機能を備えています。
これまではターミナルを開いてコマンドを実行し、その後も文字入力でやり取りする必要があり、開発者以外には扱いにくいという課題がありました。
今回のデスクトップアプリは、macOSとWindows向けに直接ダウンロードできるインストーラーを用意。対応OSは macOS 12以降、Windows 10/11、各種Linux(Linuxは従来どおりターミナル経由でのインストール)です。操作も基本的にGUIで完結し、ターミナルを開かずにアプリの画面上から基本的に操作できます。

▲デスクトップアプリのUI
機能面は、プロジェクトや解決方法を記録する永続メモリ、自然な言葉で繰り返しタスクを設定できるスケジューリング、Web閲覧やブラウザ操作、画像生成、タスクを分割して並行処理させるサブエージェント、ローカル・Docker・SSHなど複数の実行バックエンドに対応します。Telegram、Discord、Slack、WhatsApp、Signal、メール、CLIから同じエージェントを利用できます。
料金面では、無料枠に加えてPlus・Super・Ultraの3つの有料プランが用意されています。有料プランにはいずれもHermes Agentで使える月々のクレジットが含まれ、300種類以上のモデルとWeb検索・画像生成などのツールをそのまま利用できます。









