
2022年にリリースされた『Hardspace: Shipbreaker』の開発元である Blackbird Interactiveは、パブリッシングパートナーであるFocus Entertainmentが所有していた一部の知的財産権を再取得したことを発表。Blackbird Interactiveが唯一の権利所有者となったことを報告しました。
Blackbird InteractiveのIP戦略の中核に
『Hardspace: Shipbreaker』は2020年に早期アクセス、2022年にPC(Steam, Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに正式リリースされた宇宙船解体シミュレーションゲーム。プレイヤーは借金返済のために危険な宇宙船解体作業に挑みます。
批評家・ユーザーからの評価は高く商業的にも成功を収めているとのことで、本作はBlackbird InteractiveのIP戦略の中核を担うとしています。また、詳細は伝えられないとしつつも現在複数の『Hardspace』プロジェクトが進行中であることを明かしています。

Blackbird Interactiveはスタジオの特徴である心に響く世界観、没入感あふれる物理法則を駆使したゲームプレイ、そして限界を押し広げるデザインが、このフランチャイズをさらに進化させていくことが期待できると述べています。
「何百万人ものプレイヤーにこれほど深く響くIPは稀です。Hardspaceの世界を探求する新作ゲームを通して、そのつながりを深め、拡大していく機会が得られたことを光栄に思います。ShipbreakerはFocus Entertainmentの仲間なしでは実現できませんでした。彼らとのパートナーシップに深く感謝し、近いうちにまた一緒に仕事ができることを願っています」―Rory McGuire, Blackbird Interactive 社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー

Blackbird Interactiveは今回の発表に伴いコミュニティ重視のプログラム「LYNX Pioneer Program」の登録を開始。このプログラムは限定プレテストや開発舞台裏へのアクセスを通じて将来の『Hardspace』および同スタジオのオリジナルIPプロジェクトの発展に協力してもらうことを目的にしているそうです。