『勝利の女神:NIKKE』のSHIFT UPが上場へ―評価額23億ドルとの予測 | GameBusiness.jp

『勝利の女神:NIKKE』のSHIFT UPが上場へ―評価額23億ドルとの予測

スマホゲーム『勝利の女神:NIKKE』の成功と、PS5用タイトル『Stellar Blade』への期待感から評価を高めています。

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プレスリリース「美少女ラインナップとガンシューティングRPG!キム・ヒョンテ氏が手がける新作ゲーム『勝利の女神:NIKKE』2022年リリース決定!3月7日よりCBT募集開始!」より
  • プレスリリース「美少女ラインナップとガンシューティングRPG!キム・ヒョンテ氏が手がける新作ゲーム『勝利の女神:NIKKE』2022年リリース決定!3月7日よりCBT募集開始!」より

韓国のゲームスタジオSHIFT UPが、2024年3月5日に韓国証券取引所へ上場を申請したとGame World Observerが報じています。公募で売り出されるのは5,800万株以上のうち725万株が予定されており、1株200ウォン(0.15米ドル/22円)とされています。

同じ韓国のゲームスタジオであるWeMade Entertainmentは、2023年10月にSHIFT UPの株式200万株をテンセントの子会社であるAcevilleに5,390万ドルで売却していました。

当時のSHIFT UPの評価額はおよそ2兆ウォン(約15億ドル)でしたが、韓国のアナリストたちは現在の評価額は3兆ウォン(約23億ドル)に近づくと予測しています。その理由はスマートフォンゲーム『勝利の女神:NIKKE』の継続的な成功と、4月26日にSIEから発売されるPlayStation 5用SFアクションアドベンチャー『Stellar Blade』への期待感によるもので、サウジアラビアの投資家の目に止まる可能性もあると見るアナリストもいるようです。

SHIFT UPは2013年に設立されたスタジオで、2017年にリリースされたスマホゲーム『デスティニーチャイルド』で一躍脚光を浴びました。2022年11月にリリースされた『勝利の女神:NIKKE』のプレイヤー総消費額は6億ドルを突破しており、収益の上位3カ国は日本、アメリカ、韓国となっています。

現在の筆頭株主は共同設立者にして現CEOであるキム・ヒョンテ氏で、株式の45%を保有しています。テンセントも過去に2回投資しており、24%の株式を保有しています。

《蚩尤》

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