「多大な影響を『プリンセスメーカー』から受けました」カードバトル式SRPG『I Was a Teenage Exocolonist』【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

「多大な影響を『プリンセスメーカー』から受けました」カードバトル式SRPG『I Was a Teenage Exocolonist』【開発者インタビュー】

日本語に対応していないのが残念!今後に期待です。

ゲーム開発 インディー
「多大な影響を『プリンセスメーカー』から受けました」カードバトル式SRPG『I Was a Teenage Exocolonist』【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Northway Games開発、PC/Mac/Linux向けに8月26日にリリースされたカードバトル式シミュレーションRPG『I Was a Teenage Exocolonist』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、太陽系外の惑星でティーンエイジャーとして生活するシミュレーションRPG。水彩画のような美しいグラフィックで描かれた「ヴァーチュムナ」が舞台で、冒険や恋愛をしながら成長し、プレイヤーの選択がコロニーの命運を左右します。記事執筆時点では日本語未対応。

『I Was a Teenage Exocolonist』は、2,570円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Sarah Northway氏(以下Sarah)本作のクリエイターで、Northway Gamesの共同設立者のSarah Northwayです。私は『The Elder Scrolls』(『スカイリム』『モロウウインド』)のような巨大なオープンワールドRPGや『The Sims』のようなライフシミュレーションゲーム、そして『Disco Elysium』のようなちょっと変わったストーリーのゲームが大好きです。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Sarah本作の開発は2017年に始まりました。完成するのに5年かかったことになります。本作は小規模ながら多様性に満ちたチームによって開発が行われ、私が唯一フルタイムで作業を行なっていました。共同ライター、才能あるアーティストたち、そしてサウンドデザイナーたちと一緒に作業をすることで、本作の美しい水彩画スタイルのアートやアンビエントエレクトロニックサウンドを作り出したのです。

――本作の特徴を教えてください。

Sarah本作はゲームジャンルをユニークにミックスさせた作品です。ストーリー主導のライフシミュレータにデッキビルディングが組み合わされているのです。デッキの中のカードはプレイヤーの人生の記憶を描いており、ストーリー上で様々な決断をすることでカードを得ることができます。例えば、探索やバトルに時間を費やすことで、プレイヤーはより多くの赤い「フィジカル」カードを手に入れます。そして勉強に時間を費やせば、より多くの青い「メンタル」カードを手に入れることができるのです。そして10歳から20歳まで成長する中で、プレイヤーのデッキはあなたがどんな人になれたかを表すものとなるのです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Sarah文章を読むのが好きな人に楽しんでもらいたいですね!本作のストーリー量は膨大で、総単語数は60万個にもなり、一度のプレイではその1/5しか目にすることができません。SF、ロールプレイング、ロマンスが好きな人には、本作の世界観と魅力的なキャラクターたちを気に入っていただけるでしょう。美しいパステルカラーの見た目から、本作はゆったりしたゲームのように思われるかもしれませんが、先に進むにつれ、挑戦や脅威、そして悲劇が待ち受けています。プレイする度に異なる人生を送ることとなり、暗い展開も待ち受けているのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Sarahあります!日本のライフシミュレーションシリーズである『プリンセスメーカー』から多大な影響を受けました。プログラミング上では、プレイヤーキャラクターのクラスも「princess」と呼ばれていたりしますよ!

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Sarahいつか本作を日本語に翻訳したいとは思っていますが、まだ公式な予定はありません。文章量が膨大なので(60万単語、小説6冊分です!)、有志翻訳も難しいでしょう。とはいえ、どなたかに手伝っていただきたいとは思っています。もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、私に直接メールで連絡を取るか、FinjiのDiscord上で本作のコミュニティにご参加ください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Sarah本作の開発チームは様々な国から作業をしており(カナダ、アメリカ、コスタリカ)、それぞれ自宅から作業を行なっています。他のゲーム開発チームのように悪い影響は受けなかったので、ラッキーでしたね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Sarahはい、配信でも動画でも、収益化していただいて大丈夫です。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Sarah本作は日本のゲーム(『プリンセスメーカー』)に影響を受けましたので、いつか日本語にも対応できればいいと思っています!ぜひ皆さんのご意見を聞かせてくださいね!(Twitterパブリッシャーへのメール

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler@Game*Spark》

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