タップジョイ、アジアを対象とした500万ドルのファンドを設立・・・F2Pアプリ開発者向け | GameBusiness.jp

タップジョイ、アジアを対象とした500万ドルのファンドを設立・・・F2Pアプリ開発者向け

タップジョイ(TapJoy)は、アジアを対象としたiOS/Androidアプリ向け投資プログラム「タップジョイ アジア ファンド」を新設したと発表しました。本ファンドは両プラットフォームのF2P(フリーミアム)モデルのアプリを開発するデベロッパーを対象に総額500万ドルが用意さ

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タップジョイ(TapJoy)は、アジアを対象としたiOS/Androidアプリ向け投資プログラム「タップジョイ アジア ファンド」を新設したと発表しました。本ファンドは両プラットフォームのF2P(フリーミアム)モデルのアプリを開発するデベロッパーを対象に総額500万ドルが用意されます。

アプリ向けアドネットワークを運営するタップジョイは既に東京をはじめ、北京、香港、ソウルなどアジア太平洋地域でのプレゼンスを拡大しています。本ファンドもその一環で、参加することで以下のようなメリットが得られるとのこと。

・事業の立ち上げに必要な運転資本
・業界をリードするタップジョイの広告ネットワークを通じた新規ユーザーの獲得
・タップジョイのモバイル バリュー エクスチェンジをプラットフォームとして、マネタイズが行えるアドマーケットプレース
・Free-to-PlayのゲームおよびVirtual Economyに関するノウハウ
・ユーザー獲得キャンペーン効率を最大化するコンサルティングと最適化
・リアルタイムのレポーティング

タップジョイ・ジャパンのPublisher事業開発部長の村上雅一氏は「良質なモバイル ゲームを、デベロッパー各社が市場にうまく提供できるよう、タップジョイがサポートしたいと考えています。デベロッパーの規模の大小にかかわらず、各社が提供する良質なアプリをユーザーが探しやすい公平な場を提供することで、モバイルマーケットプレイス全体が活性化すると考えています。昨年、タップジョイはアンドロイド ファンドを米国で提供し、これまでに155作品の新規アプリを世に送り出すことに成功しました。今回のタップジョイ アジア ファンドでも同様の成果を挙げたいと考えています」と述べています。

また、過去に米国で実施されたタップジョイのファンドに参加したCraneballs Studios社の共同創設者兼CEO、マーチン チャムラッド氏は「アンドロイド向けのゲームタイトル 『Overkill』 を開発した際、タップジョイから適切なアドバイスと指導を受けましたが、同時に、当社の自由にもやらせていただきました。その結果、かつてないほどのユーザー体験を提供することができ、ユーザー数も増加し、利用度の面、さらには収益の面でも十二分な見返りを得ることができました」とメリットを語っています。

「タップジョイ アジア ファンド」への応募は本日から開始されていて、ウェブサイトもしくはメールでteamasia@tapjoy.com (日本語対応可)まで連絡して欲しいとのこと。審査はゲームの質とデベロッパーの能力が軸になるとしています。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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