ハンターvsゾンビFPS『Ravenous Horde』は「財政的に大失敗した」ために有料化―現地12月6日までは無料で入手可能 | GameBusiness.jp

ハンターvsゾンビFPS『Ravenous Horde』は「財政的に大失敗した」ために有料化―現地12月6日までは無料で入手可能

約2週間での総収益は203ドルであったと明らかにしています。

ゲーム開発 インディー
ハンターvsゾンビFPS『Ravenous Horde』は「財政的に大失敗した」ために有料化―現地12月6日までは無料で入手可能
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Vector Interactiveは、FPS『Ravenous Horde』を現地時間12月6日に有料化すると発表。これまでは基本プレイ無料でマイクロトランザクションが採用されていたタイトルですが、リリースからの約2週間で総収益が203ドルであったことが理由とされています。

最大64人が参加可能なハンターvsゾンビFPS

2024年9月に公開されたゲームプレイトレイラー

本作はハンターとなってゾンビの大群を銃などで撃退するFPS。ゾンビとなってハンターを狩ることもできることが特徴で、50を超えるパークによって操作するハンターやゾンビの方向性を変えることもできます。

11月6日のリリース時には最大64人が参加可能なPvPマルチプレイ専用であった本作ですが、11月12日に配信されたパッチ1.0.1にてPvEモードが追加され、ハンターとしてAIゾンビとの戦いに集中することもできるようになっていました。

「財政的に大失敗」で有料化を決断

そんな本作について現地時間12月6日より有料化することがSteam上のニュースにて発表。「財政的に大失敗した」ことが理由として挙げられています。

同発表ではより詳しい内容も説明されており、リリースから約2週間での総収益は203ドルであったとのこと。50,000人以上がゲームをライブラリに追加しており、ウィッシュリスト登録数も約17,000件であったということですが、「マルチプレイ専用」というジャンルにしたこと、無料ゲームとしたこと、課金を促す心理学的な戦略を倫理的な理由でとらなかったこと、場違いなスキンなど無茶なマイクロトランザクションをなしとしたこと、リリース時のサーバーの弱さなどの要因が失敗に繋がったと分析しています。

上記のようにPvEモードの追加などは既に実施している本作ですが、個人開発であるVector Interactiveはフルタイムの仕事であり無給では働けないため最後の方向転換を試したいと訴えています。具体的には現地時間12月6日より有料化するという計画であり、価格は約10ドルで、現在のマイクロトランザクションは無料となり、ゲーム本体はその期日までに入手していれば買い直す必要はないと説明されています。


『Ravenous Horde』は、Windows(Steam)向けに基本プレイ無料で配信中。現地時間12月6日より約10ドルでの有料販売に変更予定です。


《いわし@Game*Spark》

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